WESTの水色担当ですっ４ (ページ6)

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バレンタインページ6

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『おはよー』

って、いつも通り入って、いつも通りバッグを置く。

いつも通り仕事の日。

『………』

でも、今日は"いつも通り"にはいかへん人が多い。

なんで、この人ら7人無言？

いつもやったら大騒ぎのメンバー7人が、無言でそれぞれ楽屋でくつろぐという謎の光景。

淳太くんに至っては、謎の視線で訴えかけてくる。

なんや、一体。その目はなんなんや。

しげと照史くんはなんか変なソワソワしてるし。

あ、しげペットボトル落っことした。

濱ちゃんはもうなに考えてるか分からん顔してる。

神ちゃんと流星は割といつも通り。

みんなの雰囲気を感じて黙ってる感じ。

望はなんかずっと楽屋内を歩いてる。

望「…い"っ！」

あ、ソファーに足ぶつけた。

もー、はいはいわかってますよ。

『チョコ持ってきたでー』

望「まじで！！！！！！」

淳「よっし！！！！」

おっさんと最年少の食いつきが早い。

重「へぇー、持ってきてたんや。」

照「あー！今日バレンタインか！」

いや、白々しいな！！

絶対飛びつきたいであろうソワソワしてた2人は、なんでか分からんけどゆっくりこっちにきた。

濱「えっ！まじで！ええん！？」

『いや、毎年あげてるやん。ええよ。』

毎年確認されてる気がしてならない。

神「今年もありがとうな」

『いえいえ。神ちゃんには５００個くらいあげたい気分やけど。』

神「それは食べきれへんわ。」

神ちゃんは、毎年こんな感じ。

『はい、流星。』

流「ん、おー、ありがとー」

『ちなみに今日バレンタインなん気が付いてた？』

流「………あー、どうりで。」

『やっぱり気が付いてなかったのか。』

流星はほぼ毎年気付いてない。

『今年は、インフルやらコロナやらが流行ってるので、市販にしましたー』

淳「いや、今年も何も市販しか貰ったことないで。」

『え？そうやったっけ？』

淳「おん。まぁ、貰えるだけありがたいけどな！」

『世の中の女子ってそんな手作りするん？』

神「多いんちゃうかー？でも、今年はしゃーないな。確かにウイルス流行ってるし。」

『そやんな。』

照「来年とか、手作りしてみたらええんちゃう？
しげのだけでも。笑」