・ ページ15
THE RAMPAGEがデビューしてから
毎日1人1人、必死に活動して来た。
その中でも紅一点であるAは
俺達には計り知れないほどの困難が合ったと思う。
それでもAはデビュー後すぐでも
足を引っ張らない様に、浮き足だって踏み外さない様に
誰よりもこのチームに向き合って努力してきた。
どんなに辛い練習でも弱音を吐かずに
笑顔で場を明るくし、俺たちの士気をあげてくれる
俺達も最初はそんなAがカッコよくて
尊敬できる、強い人だと思い込んでいた。
でもそれは、Aなりに自分を守るための
盾だったのかもしれないと気付いたのは
デビューから2年目の事だった。
北「はぁはぁっ、死ぬ」
陣「北人っ、何言うてんの、はぁ、まだあるで」
北「っもう、むりぃ」
壱「はぁはぁ」
海「北人さん、陣さん、まだまだですね」
北「海青、若いって良いね」
陸「何言ってんの、君もまだまだ若いから」
樹「はぁ、でも今日結構暑いですからね」
彰「熱中症だけは、気をつけろよ」
力「皆ちゃんと水分だけは取ってね」
北「うぅ、水…。A？」
『はぁはぁ、っ、1.2.3.4.5』
北「嘘。あの子まだやってる」
慎「ちょ、Aさん一回休憩しましょ」
『はぁ、いや、後ちょっとだけ。ちょっと楽しくなって来て笑』
陣「はぁ、あいつ、体力どうなってんねん笑」
北「いや、笑い事じゃ無いですって、しんどくないの？」
『はぁはぁ、大丈夫だよ笑ほら、北人も後ちょっと頑張ろ？』
壱「…」
翔「…」
瑠「…A、一旦終わり。じゃないと、もう一緒にゲームやらないよ？」
『えっ！っ、それは、嫌です。』
瑠「よし、じゃあちょっと休憩ね！休憩も練習の内！」
『っ、はい笑』
陸「ﾌﾌｯん？壱馬どうした？」
壱「いや、あいつ…何でも無いです」
陸「…Aが俺達の倍努力しようとしてるのは皆分かってるよ笑」
壱「っ！気付いてたんすね笑」
陸「そりゃ、あれだけやればね笑だから一回体壊すよ。それを止めるのが俺たちメンバーの仕事でもあるね！」
壱「俺、あいつが頑張ってるのずっと見て来たんで、邪魔したく無いんです。でも、最近は異常と言うか。」
陸「壱馬も思ってた？実は陣君とも話してたんだよね」
壱「陸さん達もですか？」
陸「うん、トレーニング量も前より増えてるみたいだし、何かあったのかと思って聞いたんだけど、体力つけたくてって誤魔化されちゃって」
壱「そう、ですか。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 308人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
タッパー(プロフ) - みおさん» えー！ありがとうございます！何かリクエストあれば是非！もはや物語迷走しすぎて時系列バラバラなんですが、自分の中では地味に繋がってて笑なんでこんな設定見てみたいなー！とかあれば！ (2023年5月2日 20時) (
レス) id: 1d9c5009f3 (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - 毎回楽しく読んでいます！これからも応援してます！ (2023年5月2日 16時) (レス) @page25 id: 5bc9bdeddf (このIDを非表示/違反報告)
タッパー(プロフ) - コメントありがとうございます！そしてわさわざ私の妄想に付き合ってくださりありがとうございます。美紀様もお気をつけくださいね (2023年4月17日 0時) (レス) @page4 id: 1d9c5009f3 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - 移行おめでとうですコロナと気温差がすごいので体調に気をつけましょう (2023年4月16日 19時) (レス) id: fa15550fa1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：タッパー | 作成日時：2023年4月16日 1時
