◎ ページ22
N.K side
大「長尾？どっかしんどいとこない？」
そう聞かれて、正直に言うべきか、それともやっぱりこのまま隠し通すべきか迷ってしまい、咄嗟に大吾くんに背を向ける。
正直もうバレとる気もするけど…、でも大吾くんにとって今日は久々の大事なオフなわけであって…。
それを俺の看病に使わせるなんて申し訳なくて、そんなのさせられないし。
でも、やっぱり心と体は正直でしんどいし、なんか寂しくなって涙が溢れてくる。
大「長尾？どしたん？言ってみ？」
謙『なんも…ないっ…(泣)』
大「何もないわけないやろ〜笑 何もなかったら泣かないで？ ん、こっち向き？」
そう言われて涙でぐしゃぐしゃになった顔を向ける。
大「ほんまは？どこがしんどいん？」
謙『あたま…いたいし、くらくらするし…さむいし…(泣)』
大吾くんは優しい顔で聞いてくれて、ずっと体を摩ってくれた。
大「ん、辛いなぁ。 一人で溜めなくてええんやで？ まず熱測ろっか。」
体温聞いたらもっと体調悪くなる気がして、大吾くんには聞かなかった。
謙『大吾くん…、ごめんなさい。大事なオフなのに…』
そう言うと困ったように笑いながら
大「大丈夫やって笑 そんなこと気にせんでええの。」
そう言って、冷えピタを貼ってくれた。
そんなことを優しく言われたらなんか寂しくなって甘えたくなって、
謙『だいごくん…』
大「ん〜？」
謙『今日だけでええから…ここ、おってください…』
気づいたらそんなことを口に出していた。
大「ほんっま可愛ええなぁ。当たり前やん」
大吾くんが頭を撫でてくれるのが嬉しくてにこにこしてまう…笑
謙『だいごくんっだいごくんっ、ぎゅー、！』
大「ええよ〜？ぎゅー、！ あ、でもちゃんと布団被り、？」
謙『だいごくんあったかい…』
大「はよしんどいの居なくなるとええな…」
謙『ん〜…』
大吾くんにハグしてもらったら体もポカポカしてきて、眠くなってきた。
起きた時にはだいぶ体も楽になっていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 408人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「なにわ男子」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かりん(プロフ) - パンナコッタさん» わあぁうれしいです( ˃ ˂ )♡此方こそありがとうございます^^ 只今 耐えております…。 笑 (2022年8月6日 20時) (
レス) id: 1a05c8d622 (このIDを非表示/違反報告)
かりん(プロフ) - どこかのはっすんさん» ありがとうございます^^ これからも是非読んでください~♡ (2022年8月6日 20時) (レス) @page30 id: 1a05c8d622 (このIDを非表示/違反報告)
パンナコッタ(プロフ) - リクエスト書いて頂きありがとうございました！私が想像していた丈橋以上に良かったです！コロナ大丈夫ですか…？😧💦 (2022年8月6日 19時) (レス) @page30 id: b25ca39e0e (このIDを非表示/違反報告)
どこかのはっすん - 丈橋 最高です！ 大橋くんの病系、あんまり見かけないので、最高です！ (2022年7月29日 1時) (レス) @page26 id: c2d70e7036 (このIDを非表示/違反報告)
かりん(プロフ) - しおりさん» 返信遅れてすみません、！そう言って貰えるの助かります(；；)お時間掛かりますが、気長にお待ちしていただけたら幸いです(*´`) (2022年6月18日 6時) (レス) id: 1a05c8d622 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：かりん | 作成日時：2021年12月5日 13時
