体弱めのSZ (6)

◎ ページ7

K.F side



あれ、俺どうやって帰ってきたんだっけ、？



健｢風磨？起きた？体調どう？｣


急な中島のドアップ。


あ、、俺なんかめっちゃ吐いたんだっけ。


で、その前って中島と…、結構やばい雰囲気にしちゃったんだよねスタジオ…。



健｢風磨…？今日の事なら本当に俺が悪いからごめんね｣



風『いや、俺が先に言っとけば良かったし、俺も…悪い…から…。』



健｢まぁ、体調悪い時は言って欲しいなぁとは思うけど、俺もちゃんと気づけるくらい余裕持てるようにするね｣



中島はいつも人のせいにしないで自分でどうしたらいいとか考えられる。

尊敬する。



風『いや、、ごめん…』


健｢もうこの話終わり！で、熱まだ下がってないかな｣



そんなことを言いながら俺のおでこに手を伸ばしてくる中島。


熱、？

俺熱あんの？


朝結局測ってなかったし、吐いたりとかしたからなんか熱のことなんか忘れてた。



健｢まだ下がらないね、気持ち悪くない？大丈夫？｣


風『今は大丈夫。』



すると部屋に勝利が入ってきた。



勝｢風磨くん大丈夫ですか？｣


風『もう大丈夫、あと勝利…』


勝｢いいですよ、全然もう気にしてません、でも体調悪い時は我慢しないで言ってください。あとから大変なことになりますよ｣



すごい塩な言い方するけど、実は心配してくれてるんだと思う。


なんかそれが嬉しくて…。



風『ふふっ、ありがとう笑』


勝｢どうしたんですか。｣


風『ありがとね、勝利』


勝｢別に何にもしてないのでお大事に。｣


そんなこと言いながら少し笑こぼれて顔赤くなってる勝利が可愛かった。



健｢可愛い可愛い勝利も心配してるようなので早く寝て治しな｣



そう言って中島は俺のお腹ら辺をリズム良くトントン叩く。



中島にもみんなにも迷惑かけちゃったなぁ…。

聡マリもきっと辛い思いしただろうに。




風『中島…？』


健｢ん？まだ起きてたのか笑｣


風『ありがと…』


健｢なに急に笑大丈夫だよ、早く治そうね｣


風『あと、手繋いで…ほし…い』


健｢ふふっ、いいよ｣



すごい恥ずかしいけどなんかこのままが良かった。


俺はメンバーを失ってしまったら絶対生きていけない気がした。


ま、今風邪ひいてるから思うだけかもしれないけど。




でも、大事なメンバーを失わないように、本気で守りたいって思えた日だった。









fin.



67911atymさんリクエストでした！


どうでしたか？


またお待ちしてます！

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