episode 32 ページ2
No side
パソコンからは、爆発音と人々の悲鳴が聞こえて来る。
そんな事を気にもせずに、事件の殺人犯は目についた人々を殺害していく。
相澤見るに堪えないのか、パソコンを静かに閉じてしまった。
「....相澤くん。」
「......俺は信じてませんよ。」
「だがイレイザーヘッド。彼は確実に君のクラスメイトだ。顔だって一致している。そこに居たプロヒーローも、顔写真を見せたら誰もが頷いたんだ。」
その場にいる相澤とオールマイトは息を呑んだ。
警察にこんな映像見せられたら、誰もがそう答えてしまうのだ。
「.....一旦、席を外します。」
相澤は信じ難い事実にため息をついた。
_______________
男主 side
『......普通。』
「あれ？ そうなの。かなり自信があったんだけどなぁ。」
兄のスプーンに運ばれるスクランブルエッグを頬張りながら、無華衣はこれからについて考えていた。
「......逃げるとか無理だからね？ 逃げないようにこんなことしてるんだから。」
『..うん。』
隙をついて逃げようとしても、まずこの後ろの手首についた鎖が邪魔をして、個性を消そうと試みるが、触ろうとする時点で不可能に近い。
実質、手袋もしているし、反撃されて気を失って終わりだ。
金髪の女に蹴りを食らわせた時、終わりだと思ったが避けられナイフを出されてしまい、結局血を吸われて終わりになってしまった。
女でもそれは"ヴィラン"。
俺が相手にしていた者とは全く格が違っていた。
気づけばベッドに寝かされていて、部屋には俺一人になってしまっていた。
時計が進む音しか鳴らない。
瞼を閉じようとした時、不意に扉が開いた。
「よォ、元気か。」
『....あんた、誰？』
継ぎ接ぎが所々あり、それはとても痛々しい。
相手は軽く話す程度だが、その空気はあまり穏やかとは言えない。
「あんたにいい話があるんだよ。」
『...いい話、？』
その話に少し興味を持つが、相手がヴィランである事を思い出し、その興味も薄れ切ってしまった。
「そーそー。うまくいくとここから出れるかも知れないハナシ。」
『！？』
前言撤回になってしまった。
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真昼 - マジで更新して〜めっちゃ続きが気になる！ (2022年7月21日 16時) (
レス) @page3 id: 279e5ec09b (このIDを非表示/違反報告)
真昼 - 更新頑張って下さい 止まっていますー (2022年7月3日 22時) (レス) @page3 id: 2308cf2dd0 (このIDを非表示/違反報告)
maria - 面白いです。 (2022年4月16日 17時) (レス) @page1 id: 4c43ea808a (このIDを非表示/違反報告)
み。(プロフ) - イチゴネコさん» あああすいません‼️💦直しておきます😭教えてくださってありがとうございます🥲 (2022年4月7日 18時) (レス) id: fd44de550f (このIDを非表示/違反報告)
イチゴネコ(プロフ) - オ.リ.ジ.ナ.ル.フ.ラ.グ.が立っております!! (2022年4月7日 18時) (レス) id: 5e5c398b51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：み。 | 作成日時：2022年4月7日 15時
