リア恋量産型で何が悪い？

12話 ページ15

XYZのライブが終わって、センラさんに会う予定だったんだけど…さっきLINEが来て









センラごめん!!打ち上げはやまってもうた…









Aあ〜…分かりました









今日は、会えそうに無くて…ため息を付いたら帰路に着いて部屋に戻った瞬間ベットへ倒れる。









A｢せっかく…会えると思ったのに…｣









メイクを落とすのも面倒くさくて普段は絶対しないけど、メイクをしたまま眠りにつこうとした。
でも寝れない…。









A｢もっと…もっと…幸せに…｣









手を伸ばしても届かない…これならファンの時が1番楽じゃないかって思えるけど、他の人とセンラさんが付き合うのなんて考えたくない。

センラさんを独り占め出来るチャンス、ずっと片想いしてた人と付き合えてるんだ。









A｢LINE…してみようかな…｣









トーク画面を開いて｢今って話せますか？｣と打って消す…









A｢ダメだ…重い女になりたくない｣









メンヘラなのは自覚してるけど、面倒くさい女にはなりたくないんだ…捨てられたくない。









A｢メイク落として大人しく寝よ…｣









センラさんの為に頑張ったメイクを落として、可愛くしたヘアメイクも全部取って風呂に入ってベットに入る、ベットにはお揃いのクマが居る…。

我慢…我慢…ｯ









A｢明日…少しでも話せますように…｣









涙を零しながらこの日は眠った。

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