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増田「後輩だし、こんな事頼むの本当に申し訳ないんだけど、この居酒屋だって駅から結構近い所だからAちゃんの家が1番近いんだよね。」




「先輩を放っておくのも私が嫌ですし……分かりました、じゃあタクシー呼びましょう。今日は私が持ちますから。」




江口「え、いや、俺出す!俺出すから!」





「江口さんはカード停められてるでしょう。ちゃんとお金持って来てますから今日くらい払わせてください。」





引き戸を開け、店員さんに声を掛け支払いをする。7人分は流石に多かったが、私と梅原さん、増田さんがあまり飲んでいなかったからか予想よりかは少し安かった。




増田さんにスマホでタクシーを2台呼んで貰い外で待つ。数分もすればタクシーも着いたから、私と増田さん、寝ている西山さんと梅原さんが一緒に乗り、もう1台に江口さん、花江さん、壮馬くんを乗せてもらった。




運転手さんに行き先を伝え、もう1台の運転手さんには着いてきてもらうように頼む







数分車に揺られているとあっという間に自宅に着いた。最近引っ越したばかりの少し大きめのマンション。1人で暮らすには勿体ないくらいの広さだろう、その分家賃は高いが。




2台分のタクシー代を払って何とかして4人を部屋まで運ぶ。私は西山さんを、増田さんは梅原さんを、江口さんは花江さんと壮馬くんを。鍵を開け、4人を中に入れる。ふぅ、と一息つきたい程の重労働だった。





「増田さんと江口さんはお風呂入りますか?マンションの1回の方にコインランドリーあるので今日の服洗濯したらまた着れると思いますけど。」





増田「え、大丈夫?その……風呂とか使っていいの?」





「はい、江口さんも入りますか?」





江口「あ、じゃあAちゃんが良いなら使うね。本当にありがとう。」





ボタンを押してお風呂を沸かす。増田さんと江口さん用のバスタオルをお風呂場の近くに置いておいて、寝室からブランケットを持ってくる。




リビングですやすやと寝ている4人に1人1枚ブランケットをかける。暖房もつけているから多少の寒さは我慢してほしい。






増田さんと江口さんが順番にお風呂に入っている間に洗濯をして、コインランドリーで乾燥し終わった後、洗濯をカゴに取り込みリビングで2人を待っていると自然と瞼が閉じていった















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作者名:雪華 | 作成日時:2021年11月28日 2時

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