【ヒロアカ】だから俺ヴィランだから【勘違い】 (ページ2)

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だから1話だからページ2

雪がふる日。

俺は路地裏に捨てられた。

『痛ってぇ……』

捨てられる際、必死で抵抗したから傷もある。

傷を見ると血がどくどくとでていて。

これ、俺死ぬのかなって。

そう思った。

実際寒かったし、瞼が重くなっていた。

どうせ死ぬなら俺が好きなお巫山戯で人生を終わらせたい。

そう思って口を開いた。

『…………我が生涯に………一片の……悔い、有り…』

とぎりとぎりだったけど、ちゃんと言えた。

軽いけど、これで俺は死んでもいい。

瞼がどんどんと重くなっていって、ついに閉じた。

次に居たのは散らかった部屋。

俺はベッドに寝てた。

マジか、死後の世界ってこんなに汚ぇし狭いのか。

俺のイメージでは天国の入口みたいなところでカァイイ女の子が居る感じだったんだけど

とりあえず起き上がって部屋を物色した。

なんかエr本ねぇかな？←

ガサゴソと漁っているとガチャ、という音がした。

音がした方を見てみると開いてるドア。

そして突っ立ってるハンドマン。

……………は？え？…………マジで？？

マジで？？マジ？？大マジ？？……勘弁してくれよ！！

『天使がこんなイケメンとか聞いてねぇｯｯ！！』

そこに膝をつき叫ぶとハンドマンは「………は？」と間抜けな声を出した。

『ｯんだよ声までイケメンかよ！！マジイケメン滅べ！！死すべし！！！』

『てことで理不尽だけど今からお前を精神的に殺すわ』←

そう言って幻覚(マボロシ)でナイフを出す。

そして相手に襲いかかった。

ん？行動がヴィラン？？まぁしょうがねぇ、それが俺だ！(いい笑顔)←

腕に刺そうとする前にハンドマンがボソッと呟いた。

「意味がわからん」

……………と。

『え、じゃあやめる』←

ナイフを消すとハンドマンは多分驚いてた。

だって意味がわからんって言われたんだぜ？

そりゃすぐやめるだろ。

『てかその前にお前誰だよ』←

そう言うとため息をつかれた。

え、Aくん傷ついちゃう♡((