48/消えた7号車* ページ4
「くそっ、見失っちまったぜ……」
「個室ばっかりだから部屋に入られたら分かりませんね……」
犯人役を追い掛けて来たものの見失った私達。
おかしな事に車掌さん曰く「今回の推理クイズは室内スピーカーによって発表される」という。
「じゃあ、さっきのは……?」
「お、おい、コナン!?」
その話を聞いてコナン君は真っ先に駆け出し後を追う少年探偵団。
その時背後の個室の扉が開き、心臓が鷲掴みにされたような嫌な感覚が背中に走る。
「…っな……!!」
なんで、あの人が此処に……!?
それにあの火傷の痕は……?
「宮原せんせーい?哀ちゃーーん?」
「っ、今行くね」
どうして、なんでという疑問が頭を占める中私は気が付かなかった。
あの人が私を見て驚いている事に……。
あのB室へ戻るとそこには毛利さんの所の娘さんとその友人の二人がいたらしい。
彼女達は此処は8号車だと言い、少年探偵団の皆は首を傾げている。私も車両を数え間違えた覚えはなく引っ掛かりを覚えた。
「宮原先生の連れの人は?」
「中堂さんなら寝ちゃってて…」
遠い目をするAを見てコナンは苦笑したのは言うまでもない。
「おお!どうじゃった?推理クイズの方は?」
「え?」
「は、博士……その部屋って6号車の俺らが居た部屋か!?」
博士と呼ばれた小太りの男性はコナン君の問いに肯定し彼らが置いていったというお菓子もそのままにしてあった。
なのに、此処は6号車で私達は一つだけ移動しただけなのに7号車が消えたというのだ。
ってことは中堂さんも消えてしまった??
あの人の事だから犯人張り倒してでも出てきそうだけど一応連絡しなきゃ、そう思いスマホを取り出したがやめた。
「…嫌な予感がするなぁ……」
どうか私の杞憂で終わりますように、そう思いながらも黒い闇の魔の手が一人の少女と私に差し迫っているなんて気付きもせずーー……。
続く (更新停止中)
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ユナ(プロフ) - 初めまして！ユナと申します！小説を読まさせてもらいました！とても面白かったです！続きを楽しみにしています。更新頑張って下さい！ (2021年9月27日 23時) (
レス) @page4 id: 2353c44e43 (このIDを非表示/違反報告)
いまづき(プロフ) - この話凄く面白かったです！再新頑張ってくださいp(^-^)q (2019年1月25日 0時) (レス) id: 14b35c0538 (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - みおおおんさん» コメントありがとうございます!!ベルツリーは私も大好きな話なので出来る限り安室さんと中堂さんを絡ませられるよう頑張ります!!笑 (2018年7月5日 15時) (レス) id: eee4895209 (このIDを非表示/違反報告)
みおおおん - このシリーズ本っっ当に大好きです！！！！！中堂さんもめっちゃ好きだしあむぴもめっちゃ好きだしベルツリー急行編がほんっと気になる… あと、文章書くの上手すぎて「天才かよ…」 と呟きました。(実話) 更新楽しみにしています！！！！！！！ (2018年7月5日 14時) (レス) id: 3fa6fc4c4d (このIDを非表示/違反報告)
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