転生者はハッピーエンドを目指してるらしい 3【呪術廻戦】

一生そばに居るから〜一生そばにいて〜 ページ46

呪霊1「姫御前様を助けてくださることはいい所なのでは？」




『とっても嬉しいんだけど…私のせいで棘くんが傷つけられたりするのは嫌だ』





呪霊2「なるほど、つまりお互いを守っているということですかね」





『そうそう！おそらくそんな感じかな』






私も棘くんを守る。ヤヴァイ呪霊なんかに指一本触れさせないんやからな！！



ヤヴァイ……リヴァイ兵長(唐突)




…似ている。(超唐突)







呪霊3「そういえば棘様は顔立ちが整っていますよね」




呪霊4「ですよね！私も1度拝見したことがありましてですね!!」






『うんうん、かっこいいよねぇ』






あれ、








・









・









どんな顔してたっけ。棘くんって。





思い出せない。棘くんの顔にモヤがかかっているように。





『ちょ…えっ…』



呪霊5「？どうかしました？」




『思い出せない…！』




呪霊6「何をですか？？」




『っ…！！』






ｽﾞｷｯ







真人【こっちに戻って来て】








『嫌…だ…ぁ！』




呪霊7「!?姫御前様！！！」






また頭の中に真人の声が流れてきた




体が出口を探そうとしている気がする



私自身も出口は分からない







ｽﾞｷｽﾞｷ




『痛いッ!!!!』





呪霊8「姫御前様！しっかり！」



呪霊9「薬はまだなのでしょうか…！」





ヤバい。冷や汗が止まらないよ



頭が痛い




呪霊10「姫御前様！！」




倒れ込んだ私をユサユサ揺らす呪霊達




『う"ぁ"…!!』





今すぐにでも洗脳されるくらいに意識を保っていられない



でも、保っていないと呪霊達にもなにかしてしまうかもしれない





呪霊11「誰か！薬を取りに行った奴らに急げと！！」



呪霊12「姫御前様！！姫御前様ぁ！！」




こんなに私のために尽くしてくれてる




脳がすっからかんになりそう



今の私の脳には沢山流れてくるさきほどの真人の言葉。




それ以外は何も無い感じだ。






『っう…！』




呪霊13「ひ、めごぜんさま…！




片目が…！！」








呪霊14「！！




なぜ紅色に…!?」





『っえ…?』





大きい呪霊さんが持ってきてくれた鏡に映る私の左目は紅色になろうとしていた




もしかして…両目紅色になった=洗脳完了




ということなのでは…！？！？









『っぅ…忘れたくないッ！！


_____くんだけは…!!!!』






・









・









・






あれ、誰だっけ。

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