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吉沢 side


もうあの毒舌オンナ、どうすればはなしてくれるんだよ。



千葉 『よ！亮おはよ。どうしたんだよ、そんな怖い顔して。』



吉沢 『別になんでもねーよ』



千葉 『なに？Aちゃん？』



吉沢 『そんなんじゃねーよ』




『あの、吉沢亮くんですよね？』



千葉 『お！じゃあ俺先行くわ！』



吉沢 『おい！ばーちー！』



なんだよこんな人が困ってる時に。



吉沢 『そうですけど、なんですか？』



イライラしてるのが顔に出ないように、出来るだけ笑顔で言う。



『あの！私、入学したときに一目惚れしました。よければこれ、受け取ってください。』




そう言って手紙を差し出す彼女。これがAちゃんだったらなあ。
でも受け取らないのはかわいそうだと、一応受け取っておく。



吉沢 『ん、ありがと』



『…かっこいい』




そして先に行ったばーちーの後を追い、昇降口へ。
歩きながらさっきの手紙を読む。


_______急にこんな手紙すみません。入学式の時、あなたをみつけてから、好きになりました。もし良ければ私と付き合ってください。




まだ入学して初めて学校だぞ？もう付き合ってって、、俺の性格すら知らねえだろ。



千葉 『おい！待っててやったんだぞ、』



吉沢 『逃げた癖に、待っててやったじゃねえだろ』笑



千葉 『で？なんですか？告白ですか？』



吉沢 『まあな』



千葉 『やっぱモテ男は違いますねえ』




そんなことを話していると昇降口に着いた。
自分の下駄箱のドアを開くと




______ドサドサ


吉沢 『え…』



大量の手紙が。





千葉 『……漫画かよ』



吉沢 『…ばーちー、ごみ袋持ってきて。』



こんなの鞄の中に入りきらない。






千葉 『え、亮、これ捨てるのか？』



吉沢 『そんなわけねーだろ、鞄に入んねえんだよ、』





ばーちーの帰りを待ってると、Aちゃんが今田さんと橋本さんと登校してきた。




今田 『Aあの居酒屋にしたの！？』



「うん、迷ったんだけど、髪色自由っていうのが素敵だなあって思って！！」



橋本 『じゃあ今度美桜と食べに行くね！！』



「まだ合格してないけどね？」





居酒屋かあ、、そういえば俺も居酒屋でバイトしてるんだ、同じ所っていう奇跡、、ないか。




千葉 『亮！お待たせ！！』


吉沢 『お！ありがと』



そう言ってばーちーと床に散らばった手紙を拾っていく。




千葉 『よし、じゃあ教室行くか。』


吉沢 『おう！』

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かなと - いい加減にオリジナルフラグを外す事を覚えて下さい (2019年5月21日 17時) (レス) id: 6ffb43edd5 (このIDを非表示/違反報告)
 かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年5月21日 17時) (レス) id: 6ffb43edd5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名：まいか | 作成日時：2019年5月21日 16時

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