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ewubns ◎過去 ページ26







1ヶ月の間に


大好きな人が2人も死ぬなんて


そんなことあってもいいのだろうか ?


今でも思い出す大毅の最後を







___ ありがとう




これが君の最後の言葉やったね ?




『 大毅らしいね 』




流星「 Aちゃん 〜 っ!」


『 流星 ? どうしたん ? 』


流星「 これ 、大毅の部屋掃除してたら 」




流星が出したのは




『 … 手紙 ? 』



流星「 なんかな、引き出しにあってん。」






思い出した っ !


てか、自分忘れたらあかんやろ (


大毅が言ってた







「 俺の机の横の引き出しの三番目 」


「 俺の気持ち詰め込んどいたから 。」








" 俺の気持ち 詰め込んどいた "



って、手紙のことだったの ?










『 ふふ っ 、』



流星「 えっ、どうした ? 笑 」



『 いや、馬鹿だな 〜 って 』



流星「 Aちゃん、言うな 笑 」


流星「 んじゃ、俺はこれで 」




きっと、一人にしてくれたのは流星なりの優しさ



『 手紙、読もかな 』




淡い赤色の封筒の裏には


大毅の字で " Aへ " とだけ書かれてた





_______________________

A へ



さっきはごめん 。

Aの気持ち踏みにじったよな

本間にごめん



俺な本間は嬉しかってん

Aに好きって言われた時

直ぐに 、 俺もやで

って言いたかった

でも、俺にそれは出来んから

俺達は家族になるから

せやから 、

諦めようと思いますAのこと

辛いけど 、

Aの幸せが俺の幸せやから


だから、


どうか幸せになって下さい



藤井大毅




_______________________






『 だ … いき 』


私の頬を冷たいものが伝う


私 、こんなに思われてたんだね


便箋をよく見るとところどころ


涙のあとが見えて


それすらも今は愛おしい 。



『 大毅 … 』



『 愛してるよ 』













いつか 、




私がそっちに行ったらその時は




君を抱きしめて





沢山の愛を叫ぼう 。





君が私にくれた





愛に負けないくらいに





沢山の愛を 。



















『 これが私の過去です 』

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作者名:二宮あいちゃ | 作成日時:2015年3月6日 18時

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