ewubns ◎過去 ページ20
___ ryuseiside
母さんが死んでから
俺は家に帰らなくなった
まあ、簡単に言えば
" グレた " んだ。
一番の理解者やった、母さんの死は
この時の俺にはでかすぎた。
どんだけ 、マザコンやねん ! 笑
って話やねんけどな
「 ねぇ 〜 、りゅうせぇ 〜 ? 」
流星「 んう 〜 ? 」
「 何考えてんの よ 〜? 」
流星「 今日の、晩飯 ? 」
「 はあ ー ? ? 」
流星「 ありゃ? ダメなの ? 」
「 ねえ、流星ほんとに私のこと愛してる ? 」
流星「 愛してるよ ? 」
「 うそっ! もう、別れよ ? 」
流星「 おっけえ 〜 」
まるで、自分が悲劇のヒロイン
とでも言うように 、泣きながら走り去る女
流星「 結構、いい女だったのにな 〜 」
来るもの拒ばず 、去るもの追わず
これが母さんを無くした今の俺 。
やることないし 、
荷造りもしなきゃだから
取り敢えず家に帰るか 、
んで、ノロノロと帰ってたら
今にも泣きそうなAちゃんに会った 。
『 金髪 … 』
まあ、予想通りの反応
流星「 似合う 〜 ? 」
『 え、 ま 、まあ 』
流星「 びっくりでしょ ? 」
『 地球が実は黄色でした
って並に驚いてます 』 (
流星「 ふは っ 笑笑 」
流星「 流石Aちゃんやな 〜 」
『 褒め言葉として受け取ります 。』
流星「 んで、なんで泣いてん ? 」
『 泣いてません。』
流星「 でも、今から泣くやろ ? 」
『 〜 ッッ … 』
流星「 はいはい。俺の胸に飛び込め っ!」
… 養子のこと 、
少し後悔したんわ 、俺とこれ読んでる
君だけの秘密やで ?
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作者名:二宮あいちゃ | 作成日時:2015年3月6日 18時