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学校に着いてからは


流星とは途中でお別れ 。


『 なあ、大毅 』


ちなみに私と大毅は同じクラス


大毅「 ん〜 ?」


『 辛くなったら頼ってね 』


大毅「 … おおきに 」


弱虫な私は


まだこんなことしか言えないけど


この気持ちはほんとだからね ?


誰でも 大好きな人 には幸せで居てほしいものでしょ?


大毅「 また暴れてん。」


大毅「 しかも流にぃが居らん時にやで 笑 」


『 無理して笑うな阿保 』


無駄に10年以上一緒に居ると思うなよ


大毅の偽物の笑顔くらいわかるわ 。


大毅「 … 胸貸してや … 」


大毅達の本当のお父さんはまだ私達が幼い時病気で他界した


それから再婚したけど


その相手が月に何回か


何かが壊れたように暴れ出す 。


いつもは兄の流星が止めてくれるけど


どうしてもいない時は


こうやって大毅が犠牲になるんだ。


二人の大事なお母さんを傷付けないように 。


大毅「 いつもは優しいねんで … ッ ?」


『 知ってるよ 』


いつもは本当に優しい 。


体の弱い大毅のお母さんの世話もしてるし


完璧なお父さん だ。


大毅「 … 時々 怖いね ッ ん … 」


まだ中学生の大毅には


きっと荷が重すぎてん。


大毅「 Aッッ … 助けて … 」


『 任せときや 』


君の笑顔は私が守るからね


だから、今は


辛いこと全部 涙 と一緒に流しなよ。


『 大丈夫やで。 絶対に。』


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設定タグ:小瀧望 , 藤井流星 , 重岡大毅 , オリジナル作品
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作者名:二宮あいちゃ | 作成日時:2015年3月6日 18時

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