乙女の危機 ページ5
___
___ ドンドンドンッ
貴「 … んぅ … 」
___ ドンドンドン ッ
貴「 ………… 」
___ ドンドンドンガチャ ッ
貴「 ………… ガチャ ?? 」
寝起きで働かない思考を
何とか働かすけど
あまり効果はなく
望「 … 開いたし 」
え ？ なになに ？
もしかして私がお美しいレディーだからって
ストーカー ？
貴「 ほんと … 美貌は罪ね っ 」
望「 コントはええからはよ準備しろや 」
望「 いま起きたってオチやろどーせ 」
貴「 ちょちょちょちょ ！ 」
平然とした顔で入ってきた大根
貴「 何女の子の部屋にズカズカ入ってきてんのよ！ 」
望「 はぁー？女子だぁ ー？ 」
望「 見苦しい腹出していびきかいてるやつのどこが女子やねん 」
貴「 直ちに準備にかかります隊長 」
望「 五分やから 」
そう言って部屋を出ていく大根
貴「 ちゃんと出てはいくのね 」
それから超特急で着替えて
髪は適当に1つに束ねる
貴「 ごめん待ったよね ！」
望「 これは遅刻やわ ー 」
貴「 うっ、すみません 」
望「 うそうそぴったし凄いやん五分やで 笑 」
貴「 大根って普段歩き ？」
望「 んいや自転車やで 」
貴「 ふーん 」
望「 よしさあ乗れ ！ 」
貴「 いやいいよ重いし 」
望「 元からお前に軽さ求めてへんわ 」
ムカついたから全体重掛けてやったよね (
望「 しっかりつかまっとけよー ！」
貴「 言われなくても 」
ちゃんと捕まりますよ
荷台にね (
___
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作者名：二宮あいちゃ | 作成日時：2015年8月9日 19時
