◎ LAINBOW SUMMER ◎ (ページ4)

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◎ ナンパ × 佐藤ページ4

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( 頼んだぜ、しょーりくん )

所詮パシリ

海に誘われたからって

皆でビーチバレーしたり

花火したりなんて

出来るのはかっこいい奴だけで

俺みたいにぼさぼさな髪に

漫画でよく見るガリ勉君のするような

メガネを掛けておまけにコミュ障なんて

そんな奴は

海を満喫する権利さえもないんだ。

なんて目の前に続く

広く明るい海に似つかない事を考える。

貴「ねえ、そこのきみ」

貴「そうきみきみ」

勝「なんか用っすか？」

貴「抜け出してみない？」

まるで新しいおもちゃを見つけた

そんな顔をして微笑む

年下 .. ？の可愛い女の子

勝「 .. うぇ？」

なんてコミュ障出しまくりの返し

大胆に開かれた胸元に

嫌でも目がいく

貴「私は君みたいな子好きだけどなー」

勝「パシリやすいから？」

貴「ぶっぶぶー」

勝「変な音程だね。」

貴「そこは気にしない」

勝「それで正解は？」

貴「私の理想のお方フランケンシュタインズモンスター様に似てるからよ」

勝「それは変わった趣味をお持ちで」

貴「あの外見故に人を遠ざけるけれど
本当は誰よりも心が美しいのよ」

貴「ふふ、君に似てるでしょう笑」

勝「あまり嬉しくは無いけどね。」

貴「それで、私と抜け出さない？」

勝「きみは日本語が下手くそだね。」

貴「屁理屈ばかりじゃ嫌われるわよ」

貴「それでどうするの？」

たまには

何にも考えず

流されるのも悪くはない。

◎◎

完璧じゃない勝利君をみたかった(

この女の子結構好きです

何も考えてなさそうで一番考えてる

一応モデルが居るけど
全く似てない (