大切な子 ページ11
(村上side)
渋「何も悪くない、eighterには申し訳ありません。今、この状態でオレらにライブはできません。」
安「ライブがあるから、しんどいことや、辛かったことを乗り越えられる。ライブを楽しみにしてたeighterのみんな、ほんとにごめんなさい。」
丸「今、ここにいる、eighterと楽しみたかった。でも、今の僕らはそれができません。」
錦「あの子はオレらにとったら、eighterと同じくらい大切な子なんです。たとえ、一般人でも、オレらについてくれてるマネージャーも一般人です。皆さんは、オレらのマネージャーにも、あの子と同じことができますか?大切な存在だからこそ、んかってもらいたいんです。」
大「あの子を押した子と、あの子が言い合ってるところを見てた人がおったなら、止めてほしかった。それが本音です。そんなことをするeighterはおらんと思っていました。でも、実際にはいます。僕らの大切な人を傷つける人には、正直、僕らのファンにはなってほしくありません。」
『これが、今の僕ら本音です。来てくださった方には、本当に申し訳ありません。また、別の日に何かできればと思ってます。』
横「本日は本当にごめんなさい。」
マイクを外して、
「「「本当にごめんなさい!」」」
オレらはそう叫んだ。
パチパチパチパチ
拍手がおこった。
この会場に入ってるeighterはわかってくれてるはず。
そう思って、ステージから降りた。
安「これでええんよな、、、ええんよな、、、」
『やす、これでええんや。』
滅多に泣かんやすが肩を震わせながら静かに泣いた。
錦「はよ病院行こ!」
ジ「Aちゃんと鮎さんは、衛都病院に運ばれたよ!車を回してあるから、それで行きな。」
『社長、ありがとうございます。』
「「ありがとうございます!!」」
そうして、オレらは車に乗って、病院に向かった。
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作者名:おにぎり | 作成日時:2019年2月5日 23時