日常 ページ9
「今日は突然押しかけちゃってごめんなさい」
『いいのいいの。涼太も大樹と仲良くなれて嬉しそうだったし、まだおいで』
「玲於もAも今日はありがとね」
「おう、こちらこそ。また来いよ、アイス持って」
「アイス目当てやん」
帰る支度を済ませた2人を玄関まで見送る
さっきまで大樹の背中でぐっすり眠っていた涼太も、今は玲於の腕の中で寂しそうにしている
『涼太、2人とも帰っちゃうって。ばいばいしよ？』
「やあだ」
『寂しい？』
「うん、ちょっとさびしい…」
涼太ずっと2人にくっついてたもんね
「涼太、隼も大樹もまたすぐ来てくれるよ」
「ほんと…？」
「うん、本当だよ！俺も大樹もすぐ涼太に会いに来るよ」
「僕も涼太くんと遊びたいからすぐまた来るよ！」
「やったあ、！！やくそく！」
涼太は2人と指切りげんまんをして、2人の帰る背中を手を振って見送っている
『またおいで』
「お邪魔しました、また来るね涼太くん」
「涼太、また遊ぼうな！」
「うんっ！ばいばあい！」
2人が帰って、またいつもの3人だけの時間が戻ってくる
「涼太今日楽しかった？」
「うん、！はやととね、たいきがね〜…」
涼太は今日あった出来事をいつものように楽しそうに私達に話してくれる
「ままとぱぱはぁっ？」
『ままもとっても楽しかったよ！』
「ぱぱも楽しかったな」
「ふふっ、おそろいだね！」
『うん、お揃い！』
私達が楽しかった事を確認して、お揃いだって嬉しそうに笑う涼太
私もつられて両頬が上がっていくのを感じる
「またふたりくるかな！」
『涼太がいい子にしてたらすぐ来るよ！』
「りょたいいこにする！あしたは？あしたくるかな！」
「うん〜…明日は難しいかもな笑」
「えー…」
何気ないこんな会話でも、自分がとても幸せを感じていることに気付く
久しぶりに公園で全力で遊んで、大人になってから忘れていたものをまた思い出せた気がした
涼太のおかげで日々の何気ない会話も幸せに感じて、私達に幸せを教えてくれる
きっとこれからもずっとその先も、涼太は私達に幸せを教えてくれるんだろうな
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おしお - リクエストします！出張中に隼君達がきてお手伝いをしに来て涼太君と遊ぶんだけどふざけすぎて散らかしちゃって逆に大変になるっていうお話が見たいです！ (2020年6月13日 17時) (
レス) id: 9ab6e33145 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - おしおさん» コメントありがとうございます、！本当に嬉しいですそのお言葉を糧に頑張ります〜！泣 (2020年5月24日 0時) (レス) id: eef90e60b7 (このIDを非表示/違反報告)
おしお - めっちゃ面白いです！とっても続きが楽しみです！応援してます！ (2020年5月18日 22時) (レス) id: 9ab6e33145 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちご | 作成日時：2020年4月30日 11時
