公園 ページ8
隼が買ってきたアイスをみんなで仲良く食べる
『生き返った…』
「もう、感謝してよね」
『ありがとう神様仏様隼様』
「涼太くん、おいし？」
「おいち〜！！」
大樹に至っては涼太を膝の上に乗せていい雰囲気だ
「わ、Aさんと玲於さん視線が痛いっす」
「『ふん』」
アイスを食べ終われば、涼太が公園に行きたいと言い出し皆で公園に行くことになった
涼太は大輝と隼と楽しそうに遊んでいる
その光景を日陰から見守る私達
「にしてもあちいな本当…」
『元気だねあの子達』
「何気に俺ら公園で2人でこうして話すの初めてだよな」
『たしかにね』
「あいつ、幸せかな」
『どうしたの急に。玲於らしくないじゃん笑』
「なんかああやって隼達と楽しそうにしてる涼太見てたら、俺ちゃんと涼太を幸せにしてやれてるか不安になってきたわ」
『何よ今更。そんなの幸せに決まってんじゃん。私たちがそう思わなくてどうすんの』
「だよな、そうだよな。よし、俺たちも混ざるか！」
『ええやだよ暑い』
「行くぞほら、涼太と思い出作るんだろ」
『…行く』
玲於に腕を引っ張られて私達も涼太達の元へ向かう
「わあ、いい雰囲気っすね2人とも！」
『うるさい馬鹿大樹』
「うるせえよそんなんじゃねえ」
「ちょ、酷いっすよ僕の扱い！」
『涼太、まま達とも遊ぼ？』
「うんっ！」
「あっ、涼太くんまで〜！」
私達も3人に混ざり、持ってきたシャボン玉や水風船などで遊ぶ
「きゃははっ、はやと〜、！！えいっ」
「あっ、涼太め！！笑」
涼太が投げつけた水風船が見事隼に当たって弾けた
隼の服はびしゃびしゃだけど、当の本人も楽しそう
『涼太もっとやっちゃえ〜！笑』
「うんっ、えいっ！」
「もう勘弁してくれ〜！笑」
チラッと隣にいる玲於を見ればさっきまで悩んでたのが嘘の様に心の底から笑ってるみたい
私たち大人ももういい年なのに、涼太に負けないくらい全力ではしゃいであっというまに5時を知らせるチャイムが鳴った
『わっ、もうこんな時間？そろそろ帰ろっか』
「もっとたいきとはやととあしょぶの…」
「俺も大樹もまたすぐ来るから、また遊びに来よう？」
「…うん！」
『よし、帰ろっか！』
荷物を片付けて、みんなで帰り道を歩く
まだ帰りたくないと駄々をこねていた涼太も、今じゃ大樹の背中におんぶされてすやすや眠っている
その寝顔はとても幸せそうで、今日の楽しかった記憶がいつまでも涼太の中に残ればいいな
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おしお - リクエストします！出張中に隼君達がきてお手伝いをしに来て涼太君と遊ぶんだけどふざけすぎて散らかしちゃって逆に大変になるっていうお話が見たいです！ (2020年6月13日 17時) (
レス) id: 9ab6e33145 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - おしおさん» コメントありがとうございます、！本当に嬉しいですそのお言葉を糧に頑張ります〜！泣 (2020年5月24日 0時) (レス) id: eef90e60b7 (このIDを非表示/違反報告)
おしお - めっちゃ面白いです！とっても続きが楽しみです！応援してます！ (2020年5月18日 22時) (レス) id: 9ab6e33145 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちご | 作成日時：2020年4月30日 11時
