第六話 ページ7
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携帯を素直に渡した後私は呑気にも今日の夕食を考えていた。
私そんなに料理得意じゃないからさ。簡単なものがいいよね、カレーにしようかな。
「おいおまえ！！きいているのか！！」
『ひょえー。私ですか？』
「そうだ！！」
何か知らないけどいつの間にか私に話しかけていたらしい。きいているのかって？もちろん聞いてなかったよ。
だってお腹空いてるんだよ、夕食のことくらい考えさせてよせっかちなんだから〜。
まあそんな事言えるはずもなく、聞いてましたと言うとこっちにこいと言われた。
あれ？私人質ってやつですか？？
やだなー怖いんだからやめてほしいなー。なんて思いながらも私は人質となるべく犯人の言うとおりにした。
んー…素直に携帯渡しちゃったし
そんな事を思っているとちらりと見えたのは何となんと松田さんではないか！！！
いやいやこれって運命ですか？おばちゃん年甲斐もなく超嬉しい。
あっちもサングラスをして、こっちもサングラスをしてるから目が合うことなんてないんだけど。
『あ…あの〜』
「なんだ！！殺されてぇのか！！」
おいおい、物騒だね。そんな短気で…君モテないでしょ。
まあそんなこと言ったら本当にさよならしてしまうのでここはぐっと抑える。
私肝据わってるな。あれかな、トラックにひかれたからかな？いや関係ないか。
『トイレに行きたいんです…！』
「トイレだと？」
『トイレまでついてきてもらって結構ですから、お願いします！』
私がそう言うと犯人さんは渋々ながら了承してくれた。何だ君優しいじゃないか。
だけどすまないねぇ。トイレに行きたいのは口実で、松田さんに接近するためなんだわ。
今は遠いからあれだけど、近くだったら松田さんなら余裕でしょ。
そして松田さんに徐々に近づいていく。いやー、トイレの方向に松田さんいてよかったよかった。
(……この人は拳銃しか持ってない)
『ごめんねー！』
「なっ！？」
そう確信した私は松田さんの前を通り過ぎた瞬間に男の手首を足で蹴った。
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とわ(プロフ) - おばちゃんってセリフ多いですね (2021年12月7日 18時) (
レス) @page22 id: d94612a226 (このIDを非表示/違反報告)
*蜜柑*(プロフ) - ぽんちゃんさん» コメントありがとうございます！さて、それは夢主さん次第です(笑) (2020年6月19日 16時) (レス) id: 5bbb7a1cff (このIDを非表示/違反報告)
*蜜柑*(プロフ) - ミリアさん» ごめんなさい、合作と言うのは考えてないです。申し訳ないです、、 (2020年6月19日 16時) (レス) id: 5bbb7a1cff (このIDを非表示/違反報告)
ぽんちゃん(プロフ) - コナン、夢主が刑事達と知り合いってだけで、疑って、まさか組織か？で盗聴器と発信器だな (2020年6月19日 16時) (レス) id: e2382ac4cf (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - *蜜柑*さん» あの、良かったら一緒に合作しませんか？ (2020年6月17日 22時) (レス) id: e8a27bc902 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蜜柑 | 作成日時：2020年6月1日 20時
