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重岡side
あ「でも、シゲはちゃうかった。
いつもみたいに死にたいって言ったら、さっきみたいに怒ってくれた。
これから先、絶対ええ事あるからって。
そんな確証どこにもないのに、明日死んでもおかしくないのにシゲの顔見たらほんまにええ事ありそうやな、って。
生きようって子供ながらに思ったんよ。」
そう話すAに俺はどう返せばいいのか分からなかった。
あ「それが死んでもいいって思った時に、夢の中で出てきたから。
シゲはやっぱりシゲやった。
今も昔もシゲに助けられてばっかりや笑
ありがとう、シゲ。」
「へっ…?なん、で…?なんで、俺なんかにありがとうって言うん…」
そんなん言われる筋合いないで、俺。
「普通、あんな事されて人間不信になってもおかしくないやん…
俺らの事、嫌いになってもおかしくないやんか…」
あ「うん、確かにそうやな。
何回も嫌いになろうとした。この苦しさから抜け出したかった。
けど…嫌いになれんかってん。
嫌いになろうとすればするほど忘れられへんし、
何よりもう2度と大切な人を失いたくなかった…」
そう言い終えると同時に、Aの目から涙が零れ落ちた。
青「A!?」
「流星…」
あ「ジャニーズWEST辞めたくなかった…!
もっとみんなと居りたかった。
一緒にテッペン目指したかった。
やっと翔くん以外の大切な人を見つけれたのに…」
青「じゃあ、戻ってきてや。」
桃「ちょっ、流星それは無理があるやろ…」
青「今すぐにとは言わへんよ?
また一から8人で頑張りたいなって思うから、俺は。」
できる事なら俺もそうしたい。
俺らは変わるって決めたんやから。
あ「…戻っていいん?邪魔じゃない?
虹に黒は似合わんよ?それでもいいん?」
「むしろ居ってもらわな困るねん。」
桃「ほんまにごめん…黒は似合わんなんてそんな事1ミリも思った事ないから、
Aが居らんと俺やっていけへん。」
緑「ジャニーズWESTにはAが必要やねん。
ファンのみんなもきっと、待ってるはず。」
あ「…ほんまに?」
黄「おん、ほんまに。」
あ「…ありがとう。みんな大好きや。」
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あお - 何万回だって1のパスワード教えてください! (2019年12月2日 21時) (レス) id: 6f325c60dd (このIDを非表示/違反報告)
神重望 - 何万回だって1のパスワード教えて下さい (2019年6月15日 21時) (レス) id: 969017711e (このIDを非表示/違反報告)
rainbow(プロフ) - はい! (2018年11月3日 23時) (レス) id: 0b385c0c45 (このIDを非表示/違反報告)
桜雫(プロフ) - rainbowさん» ありがとうございます!次の作品でもよろしくお願いします。 (2018年11月3日 23時) (レス) id: 275aebb6d1 (このIDを非表示/違反報告)
rainbow(プロフ) - 完結おめでとうございます!!最後は、とっても感動しました。仲間の大切さが改めて分かるような、ステキな作品でした。これからも、他の作品など、頑張ってください (2018年11月3日 23時) (レス) id: 0b385c0c45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜雫 | 作成日時:2018年7月31日 21時