ショック ページ13
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小瀧side
「唯!こないだのアイシング、ありがとうな!」
白「…え、?あ、うん!足、もう大丈夫?」
「おん、大丈夫。ただの捻挫やったから。」
白「そっか、良かった……あ、ちょっと飲み物買って来るね。」
赤「あ!俺も行く!!」
緑「俺も行こかな。ちょうど喉渇いとったし。」
バタン
青「…なぁ、望行かんくて良かったん?」
「ん?なんで?」
青「え、いや…いつもやったら行くのになぁって。」
「俺も毎回はついて行かへんわ笑。」
青「…そうやんな、笑。」
…心なしか、流星がいつもより声に覇気がない。
いつも寝てるかボーッとしてるかやけど。
最近は、ずっと難しい顔してんねん。なんか流星らしくない。
「流星、どうs「なぁ、望。」」
俺が流星に話しかけたら、それを遮って流星が俺を呼んだ。
「…どうしたん?」
青「……望、ほんまにAは俺らを裏切ったと思う?」
「は…何言ってん。」
青「望は、分からへん?」
「…何が?」
青「俺のネックレス事件の時、望はなんて言ったっけ。
『Aは何でも、一人で抱え込んで一人で解決しようとすんねん。
やから、誰かが気づいてあげなあかんねん。
…何も知らんくせに被害者ぶんなや。』
って。望は、そう言った。」
一点を見つめて喋る流星。
流星の声だけが響く。
「何が言いたいん。」
俺がそう言うと、流星は俺を見て
青「…俺は望が言った言葉、そっくりそのまま望に返す。
…何も知らんくせに被害者ぶんなや。」
「…は?」
そう言って、流星はどっかに行ってしまった。
しばらく俺は放心状態で、濱ちゃんに声かけられて現実に戻る。
紫「望、大丈夫?」
「あ、うん…だい、じょうぶ…」
流星にあんな事言われるなんて思ってなかったから、ダメージがでかい。
紫「俺、流星の言ってる事間違ってへんと思うねん。」
「えっ…?」
濱ちゃんの言葉が、俺の心にズシンと重くのしかかった。
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あお - 何万回だって1のパスワード教えてください! (2019年12月2日 21時) (レス) id: 6f325c60dd (このIDを非表示/違反報告)
神重望 - 何万回だって1のパスワード教えて下さい (2019年6月15日 21時) (レス) id: 969017711e (このIDを非表示/違反報告)
rainbow(プロフ) - はい! (2018年11月3日 23時) (レス) id: 0b385c0c45 (このIDを非表示/違反報告)
桜雫(プロフ) - rainbowさん» ありがとうございます!次の作品でもよろしくお願いします。 (2018年11月3日 23時) (レス) id: 275aebb6d1 (このIDを非表示/違反報告)
rainbow(プロフ) - 完結おめでとうございます!!最後は、とっても感動しました。仲間の大切さが改めて分かるような、ステキな作品でした。これからも、他の作品など、頑張ってください (2018年11月3日 23時) (レス) id: 0b385c0c45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜雫 | 作成日時:2018年7月31日 21時