・ ページ23
神「Aさー、最近夜遊びしてない割には元気やんな」
「ん、そーお？オレはいつでも元気やで」
神「そやけど、ずっとやってたのにぴたりとやらんくなったやん。
せやのになんもストレスとか溜めてなさそうやなーって」
「んまあ、そぉね…」
むしろ、体は楽になったような感じがする。
…そりゃ、夜更かししてなくて睡眠時間増えてるから当たり前なんやけどさ。
神「シゲと仲良くやってるから？？」
「家にいること多くなったから、それはあるかも」
シゲとオレの関係性は、WESTの中ではかなり異質な方だと思う。
みんな揃ってシェアハウスとかしたがらないけど、オレらは唯一気を許しすぎて寝食ともにしてる。
同棲と言われたら否定できない。半同棲くらいは普通にしてる。
それくらい、オレらの関係性は類を見ない。
シンメだとか、B.A.D.だとかとは違う仲の良さがあると自負してる。
神「最近はずっと迎え一緒にやもんなー。
もう付き合ったらええんとちゃう？」
「えぇ、ダイキに悪いわ」
神「よかった、その反応で。簡単に付き合うわーとか言ってたらはたいてた」
なんと、血も涙もない。
遊んでるからやろうってのは容易に想像できるけど、神ちゃんに叩かれたくない。シンプルに落ち込む。
「でも若干アプローチされてんねん」
神「若干なんや？笑
ええやん、遊んでても一途に思ってくれとるんなら、応えてあげてもええと思うで？」
「最近悩んでんねん、遊ぶモチベもなくなってきたし…
オレ アイツのこと好きなんかなーって」
神「うーわっ！Aが恋患ってる！珍し〜！」
「ちょっと声でかいよ神ちゃん」
神「ごめんごめん、つい。あまりにも珍しいもんで、笑
俺は応援してるで」
応援されても、さあ…
そんなキラキラ笑顔で背中叩かんくてもええやん。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 115人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ひるた | 作成日時：2023年7月2日 0時
