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「海やー！」
「数時間ぶりやなー！」
「やっぱいくつになっても海ってテンション上がるな〜」
「おじさんになってはじめて許される言葉やでそれ」
すぐさま帰って涼しい部屋で勉強したかったのだが、三人に引っ張られて学校近くの海に来た。
想像通り三人はそれぞれ興奮しきっていた。
これが嫌やったんや。イタズラもわけわからんことも全部俺に来るから。
「ここの海きれいやな〜〜」
「せやねんな、沖縄には敵わへんけど」
「なんで戦わせたんや」
「やばい俺制服脱がずに飛び込みたい」
「うわそれむっちゃわかる！！！」
「やっぱ�陲舛磴鵑發擦笋鵑福�？」
どこで意気投合してんねん。
「やる？」
「俺はやらへんぞ？おかんに絞められるからな？」
「いやここはやるしかないやろ？」
「せっかくの思い出作りやで？」
「重圧怖いって」
「高校生活もう終わんねんで？」
「時間感覚どないなっとんねん」
こいつら明日の制服どうするつもりやねん。
体操服登校とか死んでも嫌やねんぞ。
「うわぁぁ引っ張んなお前ら！」
「おっしゃーーーいくぞーーーー！」
あぁもう最悪やわ。おかんから白目向いてブチギレられる。
なんでこいつらこんな笑ってんねん。呑気か。呑気やからこんなことできるんか。ええな。
「うわベトベトしてきたわ〜」
「シャツがペトッてしてるのがいい感じにキモいね」
「逆にアリ」
「なしよりのなしやわ！」
こいつらの脳みそ見てみたい限りやわ、恐ろしい。
「あらー思ったより悲惨やねぇ淳太くん」
「むしろ丸腰で海飛び込んでギリ濡れてない箇所があることを褒めてほしいわ」
「最後の最後まで抵抗してたもんな」
「俺は今でも許可してへんからな」
「ごめんやん」
元気そうに水を掛け合ったり砂で遊んだり泳いだりする�陲舛磴鵑半�瀧を呆れながら見ていると、照史が声をかけてきた。
「なんとなくやけど淳太くん、夏休み終わってからスッキリした感じするわ」
「え、ほんま？」
「おん。顔つき変わったっていうか。今回のももっと怒るかと思ってたし」
「怒られるの覚悟でやったんかよ」
「当たり前やん」
怒られる覚悟持てるくらいならやらへん選択肢あったやろ。
「まあ、色々あったからな〜、うん、でも自分らしさは見つかった気がするわ」
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ひるた(プロフ) - 暑苦しくて愛おしい夏が始まりますね〜🌻 (6月18日 11時) (
レス) id: d618c40589 (このIDを非表示/違反報告)
にこち(プロフ) - 今年も夏始まりますね🔅 (6月18日 2時) (レス) @page45 id: 7ce575ffce (このIDを非表示/違反報告)
ひるた(プロフ) - にこちさん» にこちさん…！毎度ありがとうございます😭心に残る作品になりますよう、善処いたします！ (2023年3月20日 0時) (レス) @page13 id: d618c40589 (このIDを非表示/違反報告)
にこち(プロフ) - 新作おめでとうございます！！どんなお話になるのか、作品を見かけた時からワクワクしてます！ (2023年3月19日 21時) (レス) id: 7ce575ffce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひるた | 作成日時：2023年3月12日 22時
