百十七時限目 ページ28
Ｅ-11side
「…で？その話、もう少しよく聞かせてよ」
そう前原君に詰め寄るのは、中村さんだ。
口の軽い前原君は、そんな中村さんにペラペラ喋る。
「それでな、カルマ、真っ赤になって布団かぶったんだよ」
「うひゃー、マジで⁉」
身を乗り出したのは、中村さんだけではない。ここにいるきっとAを除く女子全員だ。
どうしてこうなったかと言うと…
〜十分前〜
「じゃあ俺、サボるね」
とカルマ君が教室を出ていった。
その後、スマホを操作していたAが、スマホを机に置き、
「ウチなんか飲みモン買ってくる。あんた等なんか欲しい飲みモンない？」
と聞いてきた。
僕は、麦茶を注文した。後は数人がAに飲み物を注文し、お金を貰い、教室を出ていった。
Aの足音が聞こえなくなると、不意に中村さんが、「なんか前から思ってたんだけどさぁ…」と言い出した。
「Aとカルマって似てるよね」
「あぁー、分かる。負けず嫌いなところとか、頭がいいところとかね」
「ある状況になった時に応じたお二人の行動は、87.998%一致しています！」
「おぉ、マジで？ナイス律」
「っつーかそう言えばカルマあいつ、Aが好き…いや、気になってるっつってたな」
「は？好きなんじゃないの？」
「いやそれがさ、この前カルマにAが好きなんだろ的なこと言ったら、
『は？何言ってんの？俺Aが【好き】だなんて一言も言ってないし。【気になる】としか言ってないし』
的な事言われた」
「決まりね」
…なんかクラスが変な話題に行ってる。
「じゃぁさ、あの二人くっつけちゃおうぜ。
君の◯は。的な事やってさ」
「いーね。Aはともかく、カルマがどんな反応するか楽しみだよ。丁度カルマの誕生日も近いし、プレゼントだよみたいなこと言ってりゃ大丈夫っしょ」
「じゃ、早速…奥田、できる？」
「わ、私の出番…ですか？…はい、Aさんとカルマ君の為にも、お役に立てるなら…‼」
「おっしゃ、作戦開始‼」
なんか勝手に話が進んでた。
とりあえず、カルマ君とAをくっつけよう、という事らしい。
クラス全員に広まっちゃった感じだけど、大丈夫かな？
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グミ(プロフ) - ありがとう！頑張ります…！ (2018年12月20日 5時) (
レス) id: 01f2b963c9 (このIDを非表示/違反報告)
暇人スタッフ(プロフ) - 星の数を間違えたかもしんないw ☆10の面白さでした！ これからも無理のない程度でがんばってね！ (2018年12月19日 22時) (レス) id: 9cddea12c8 (このIDを非表示/違反報告)
＊メロン＊ - グミさん» いえいえ。 はい、私の作品の題名は、暗殺教室 心を閉ざした双子の姉妹 と言います。 私の作品で感想もお願いします。 (2018年11月25日 19時) (レス) id: b7d309d2d4 (このIDを非表示/違反報告)
グミ(プロフ) - ＊メロン＊さん» 読んでくださりありがとうございます！是非お願いします。 (2018年11月25日 19時) (レス) id: 01f2b963c9 (このIDを非表示/違反報告)
＊メロン＊ - とても面白いです。 更新、自分のペースで頑張ってください。 私も暗殺教室が好きで作品を１つですが書いてます。 もし、良かったら私の作品の題名を教えますか? (2018年11月25日 16時) (レス) id: b7d309d2d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：グミ | 作成日時：2018年11月10日 6時
