百十六時限目 ページ27
プールの水を吸ったイトナの触手は、膨れ上がった。
これでそっちのハンデは少なくなった。
「で、どーすんの？俺等も賞金持ってかれんの嫌だし、そもそも皆あんたの作戦で死にかけてるし、ついでに寺坂もボコられてるし。
まだ続けるなら、こっちも全力で水遊びさせてもらうけど？」
「…してやられたな。丁寧に積み上げた戦略が…たかが生徒の作戦と実行でメチャメチャにされてしまった。
…ここは引こう。帰るよイトナ」
だが、イトナは私たちを睨みつけている。
「イトナ‼」
「どうです、皆で楽しそうな学級でしょう。そろそろちゃんとクラスに来ませんか？」
「…フン」
イトナ達は去っていった。
なんとか追っ払えた。ちょっと安心。
でも殺せんせーはさっきよりも膨らんだ顔でヌルフフフと笑った。まだまだ奥の手はあったっていってたけど、本当かなぁ。
「そーいや寺坂君、さっき私の事さんざん言ってたね。ヘヴィだとかふとましいとか」
原ちゃんだ。
「い、いや、あれは、状況を客観的に分析してだな」
「言い訳無用‼動けるデブの恐ろしさ、見せてあげるわ」
「あーあ、ほんと無神経だよな寺坂は。そんなんだから人の手の平の上で転がされんだよ」
そう笑うカルマに気を悪くしたのか、寺坂はカルマをプールに落とした。
「ぶ」
ぷっ‼
「はぁァ⁉何すんだよ上司に向かって‼」
「誰が上司だ‼触手を生身で受けさせるイカレた上司がどこにいる‼
大体テメーはサボリ魔のくせにオイシイ場面は持って行きやがって‼」
「あー、それ思ってた」
「ウチもー。よくぞ言った寺…坂…？」
な、なんか静かになってないか？
「…ハ、ハロー？」
「ぬゎにがハローだっ‼テメェも上から見てんじゃねー‼」
「ギャー‼」
寺坂が手を伸ばしてくる。
カルマが何処からか出したのか水鉄砲を出して、私に掛けてきた。
私は、…そのまま一目散に走り出した。
「あぁっ！逃げやがった！」
「ほんっとにごめんなさぁい‼‼」
Aから一言
「あぁっ！逃げやがった！」
「更新遅れてほんっとにごめんなさぁい‼‼」
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グミ(プロフ) - ありがとう！頑張ります…！ (2018年12月20日 5時) (
レス) id: 01f2b963c9 (このIDを非表示/違反報告)
暇人スタッフ(プロフ) - 星の数を間違えたかもしんないw ☆10の面白さでした！ これからも無理のない程度でがんばってね！ (2018年12月19日 22時) (レス) id: 9cddea12c8 (このIDを非表示/違反報告)
＊メロン＊ - グミさん» いえいえ。 はい、私の作品の題名は、暗殺教室 心を閉ざした双子の姉妹 と言います。 私の作品で感想もお願いします。 (2018年11月25日 19時) (レス) id: b7d309d2d4 (このIDを非表示/違反報告)
グミ(プロフ) - ＊メロン＊さん» 読んでくださりありがとうございます！是非お願いします。 (2018年11月25日 19時) (レス) id: 01f2b963c9 (このIDを非表示/違反報告)
＊メロン＊ - とても面白いです。 更新、自分のペースで頑張ってください。 私も暗殺教室が好きで作品を１つですが書いてます。 もし、良かったら私の作品の題名を教えますか? (2018年11月25日 16時) (レス) id: b7d309d2d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：グミ | 作成日時：2018年11月10日 6時
