百十一時限目 ページ22
ま、結局私は行かなかった。
すんごい寺坂に睨まれたけど、睨み返したから大丈夫。
外では幹にもたれかかってカルマがうとうとしていた。
暇潰しなど生憎持ってきていないし、教室になんて私の気に入りそうな暇潰しなどないだろう。
しょうがない。ビッチ先生とでも話そう。
「ビッチ先生〜」
「あら、A。
あのガキ共はプールにいるけど、あんた行かないの？」
「…ああ、うん。そもそも寺坂の考えることなんてろくなことじゃないだろうし」
どうせ暗殺失敗して凹むだけだろ。
失敗は目に見えてるのに、自信満々に皆を従わせて、それで結局失敗して、クソォーとか嘆いてるのが目に浮かぶよ。
「烏間先生は？」
「カラスマなら、さっき防衛省からの電話で出ていったばかりよ」
「あ、そう」
烏間先生も大変だ。
その後、ビッチ先生には愚痴を聞いてもらった。
つまらないだろう、なのに相槌を打って聞いてくれるのは嬉しい。
その時。
ドグァッ‼
凄まじい爆音がした。
「え…ちょ…⁉」
「何⁉」
その音に狼狽えていると…
「ぐえ」
首がしまった。
もがきながら後ろを向くと、カルマが私のシャツの首元を掴んでいた。
「A借りまーす。A、行くよ」
「分かった分かったから手ェ離して首しまってる死ぬ死ぬ待て待て一層力強めんなガチで死ぬからぁ‼」
この赤髪、私を殺す気か。
そのまま一分くらい私は赤髪に引きずられた。
シャツにシワがついちゃったじゃないか、アイロンするの大変なんだよ。
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グミ(プロフ) - ありがとう！頑張ります…！ (2018年12月20日 5時) (
レス) id: 01f2b963c9 (このIDを非表示/違反報告)
暇人スタッフ(プロフ) - 星の数を間違えたかもしんないw ☆10の面白さでした！ これからも無理のない程度でがんばってね！ (2018年12月19日 22時) (レス) id: 9cddea12c8 (このIDを非表示/違反報告)
＊メロン＊ - グミさん» いえいえ。 はい、私の作品の題名は、暗殺教室 心を閉ざした双子の姉妹 と言います。 私の作品で感想もお願いします。 (2018年11月25日 19時) (レス) id: b7d309d2d4 (このIDを非表示/違反報告)
グミ(プロフ) - ＊メロン＊さん» 読んでくださりありがとうございます！是非お願いします。 (2018年11月25日 19時) (レス) id: 01f2b963c9 (このIDを非表示/違反報告)
＊メロン＊ - とても面白いです。 更新、自分のペースで頑張ってください。 私も暗殺教室が好きで作品を１つですが書いてます。 もし、良かったら私の作品の題名を教えますか? (2018年11月25日 16時) (レス) id: b7d309d2d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：グミ | 作成日時：2018年11月10日 6時
