百二時限目 ページ13
暑い。
クーラーがないってこんなに辛いことなんだね。
まぁ私は何とか、下敷きをうちわ代わりにしてやり過ごしてるけどね。
別にウチ夏生まれだし、暑さとか全然平気な方。
「でも今日プール開きだよねっ、体育の時間が待ち遠しい〜」
陽菜乃がプールバッグを出す。
そう、今日はプール開き。
でも、そのプールがＥ組にとっては地獄なのだそうで。
なんせプールは本校舎にしかないのだから。
炎天下山道、往復1�。
特にプール疲れの後、炎天下山道、往復1�。
ひぇー、死んじゃうよ。
「うー…本校舎まで運んでくれよ、殺せんせー」
「んもーしょうがないなぁ…
…と言いたいですが、先生のスピードを当てにするんじゃありません‼いくらマッハ20でも、出来ない事はあるんです‼」
と顔にバツ印を作る。
ま、だろーね…。
でもまぁ、と先生は地理の教科書をパタンと閉じた。
「気持ちは分かります。全員水着の着替えてついて来なさい」
そんなこんなで、裏山の沢へ行く事に。
「渚君、この前すごかったらしいじゃん。見ときゃ良かった、渚君の暗殺！」
とカルマ。
「本トだよ。カルマあんた、メンドそうな授業はサボるんだから」
「えーだって、あのデブ嫌だったし」
「さて皆さん！さっき先生は言いましたね。マッハ20でも出来ない事があると。
その一つが君達をプールに連れて行く事。残念ながらそれには1日かかります」
1日なんて大げさな。
「本校舎のプールなんて歩いて20分…」
「おや、誰が本校舎に行くと？」
殺せんせーの後ろの木々の向こう、サァァァ…という水の流れる音がする。
まさかと思って、木々をかき分ける。
そこには、プールが！
飛び込み台、25mのコース、プールサイドチェア…
「なにせ小さな沢を塞き止めたので…、水が溜まるまで20時間！
バッチリ25mコースの幅も確保、シーズンオフには水を抜けば元どおり、水位を調整すれば、魚も飼って観察できます。
制作に1日移動に1分。あとは1秒あれば飛び込めますよ」
私達はジャージを脱ぎ、
『い…いやっほぉう‼』
とプールに飛び込んだ。
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グミ(プロフ) - ありがとう！頑張ります…！ (2018年12月20日 5時) (
レス) id: 01f2b963c9 (このIDを非表示/違反報告)
暇人スタッフ(プロフ) - 星の数を間違えたかもしんないw ☆10の面白さでした！ これからも無理のない程度でがんばってね！ (2018年12月19日 22時) (レス) id: 9cddea12c8 (このIDを非表示/違反報告)
＊メロン＊ - グミさん» いえいえ。 はい、私の作品の題名は、暗殺教室 心を閉ざした双子の姉妹 と言います。 私の作品で感想もお願いします。 (2018年11月25日 19時) (レス) id: b7d309d2d4 (このIDを非表示/違反報告)
グミ(プロフ) - ＊メロン＊さん» 読んでくださりありがとうございます！是非お願いします。 (2018年11月25日 19時) (レス) id: 01f2b963c9 (このIDを非表示/違反報告)
＊メロン＊ - とても面白いです。 更新、自分のペースで頑張ってください。 私も暗殺教室が好きで作品を１つですが書いてます。 もし、良かったら私の作品の題名を教えますか? (2018年11月25日 16時) (レス) id: b7d309d2d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：グミ | 作成日時：2018年11月10日 6時
