#12 ページ21
喧嘩屋さんがテーブルを投げつけると、お嬢さんは素手で破壊。
そのまま喧嘩屋さんの一対一で闘うが、中々の腕前。厄介だな。
すると、窓が割れる音が。
「巻き添えで殺されるなんてまっぴらゴメンです。では」
「後で合流しよう」
ハッカー君が黒猫さんを抱えて飛び降りてしまった。
中々決着のつかないお嬢さんに、男性は「早く片付けてみせろ」と淡々という。「はい、直ぐに！」とお嬢さんは男性に返した。先生だとか師匠とかそういう類だろう。
…するとお嬢さんの下から、「…赤い目、欲しいな♪」と殺人鬼さんが襲いかかり、お嬢さんはナイスをはじき飛ばす。その時男性がお嬢さんに向かって走り、殺人鬼さんを窓から投げ飛ばした。
…え。何あの方、強い。
これじゃあ殺されてしまう、本当に。
そう思った私は、運び屋さんが彼の相手をしてくれている間に、お嬢さんを先に片付けてしまうことにした。
お嬢さんは喧嘩屋さんを蹴り飛ばし、医者さんの首を切った。…死んでしまった？でも、そうこうしている暇はない。喧嘩屋さんにトドメを刺される前に、早く、仕留めなければ。
「…！？くそ、まだ居たか！」
『綺麗な瞳のお嬢さん。すみませんが今だけでも、眠っていただけないでしょうか』
「そんな事、許してたまるか！」
『そのスターウォーズに出てきそうな武器…素敵ですね。欲しいものです』
「ふざけているのか？お前は直ぐに死刑になる！そうおちゃらけているのも今のうちだ！」
うーん、中々心を開いてくれない。…なら、眠っていただくまで。
ブーツに仕込んだ刃物を、お嬢さんの喉へ突きつける。お嬢さんはそれを間一髪で避け、肘で殴り返してきた。こちらもそれを避ける。
なるほど、このお嬢さんは身軽なんだ。だからすばしこいし、高く飛べる。なかなか出来た芸当ではない。
「……ッ！！」
その武器を、私の蹴り上げた脚へ近づけた。それを見た私の身体は…砂のように崩れ落ちた。
「なっ！？」
その隙に、背後から蹴りを食らわす。ぐ、と呻いて壁に身体をうちつけたお嬢さんは、そのままダメージによって身体を動かせず、私を睨みつけた。途端、…後ろから強い衝撃を食らった。
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ミサキ(プロフ) - アクダマドライブ大好きでこの作品があって嬉しいです。医者とか運び屋かっこいいですもんね (2020年12月12日 19時) (
レス) id: 613864a219 (このIDを非表示/違反報告)
リコール以下略(プロフ) - 私も殺人鬼大好きです！更新頑張ってください！ (2020年11月17日 17時) (レス) id: a04e254380 (このIDを非表示/違反報告)
実珠(プロフ) - アクダマドライブ大好きなので、 小説作ってくれて本当に嬉しいです！主人公の性格も新鮮で好きです！！！私も殺人鬼や運び屋が大好きなので、更新頑張って下さい！！ (2020年11月9日 18時) (レス) id: 455069b8f0 (このIDを非表示/違反報告)
かふぇおーれ - お仕事早いですね^^*好きです、更新待ってます！！ (2020年10月23日 18時) (レス) id: 5067eaede6 (このIDを非表示/違反報告)
雪羅 - 私も殺人鬼が大好きです！！更新楽しみにしています！！ (2020年10月21日 21時) (レス) id: 53964121dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：グミ | 作成日時：2020年10月18日 17時
