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「え…今なんて…?」
「し、シンカンセンって聞こえたんスけど…」
シンカンセンの襲撃って…そんなこと可能なの?
でも、…なるほど、シンカンセンの襲撃…そんなの、なかなかの度胸がないと普通しないし、セキュリティも万全だから…そりゃ成功しないのも頷ける。
「キミ達には言葉の通り…シンカンセンを襲ってもらいたい」
「シンカンセン襲撃!こりゃ確かに今まで誰もしたことねェだろ!とんでもねェなぁ、オイ!」
「信仰の対象…カントウへ繋がる唯一の方法…」
「そそそそそそうッスよ、シンカンセンはないっスよ〜〜〜〜!!!」
「ダメですよ、シンカンセンは!みんな拝んでますし、集られますよ!?」
「シンカンセン、キレイだよねぇ…ナイフみたいに光るし!」
「さすがにリスク高いんじゃない?」
「シンカンセンは人工物だ。形而上学的な物じゃない」
「……幾らだ」
運び屋さんが口を開く。…誰かが、え?と聞き返すと、運び屋さんは繰り返した。
「これは、幾らの仕事だ」
そんな運び屋さんに、黒猫さんは笑い声を漏らす。
「…10億」
「じ、10億ゥ!?」
「そんな金額ホントに払えるの?」
「払うさ、ボクは詐欺師じゃないからね」
「なっ!?」
途端、外がザワザワと多数の方々の声が聞こえる。
「騒がしくなってきたね、場所を変えよう。詳しくはそこで話すよ」
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ミサキ(プロフ) - アクダマドライブ大好きでこの作品があって嬉しいです。医者とか運び屋かっこいいですもんね (2020年12月12日 19時) (レス) id: 613864a219 (このIDを非表示/違反報告)
リコール以下略(プロフ) - 私も殺人鬼大好きです!更新頑張ってください! (2020年11月17日 17時) (レス) id: a04e254380 (このIDを非表示/違反報告)
実珠(プロフ) - アクダマドライブ大好きなので、 小説作ってくれて本当に嬉しいです!主人公の性格も新鮮で好きです!!!私も殺人鬼や運び屋が大好きなので、更新頑張って下さい!! (2020年11月9日 18時) (レス) id: 455069b8f0 (このIDを非表示/違反報告)
かふぇおーれ - お仕事早いですね^^*好きです、更新待ってます!! (2020年10月23日 18時) (レス) id: 5067eaede6 (このIDを非表示/違反報告)
雪羅 - 私も殺人鬼が大好きです!!更新楽しみにしています!! (2020年10月21日 21時) (レス) id: 53964121dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:グミ | 作成日時:2020年10月18日 17時