誰か助けて ページ30
＿Rohan side＿
暇だなぁ。
…いつまでずっとこうしているつもりなんだろう。誰か助けてくれないかな。
…リドル、まだ怒ってるかな。もう私、いらないと思われてるかもしれない。
リドル、リドル。お願い、謝るから、助けてよ。
リドルじゃなくてもいい、誰でもいいから…助けて。
「誰か助けに来て…と思ってらっしゃいますか？」
『…』
「多分誰も助けてくれないと思いますよ。
今日は週末、休日です。せっかくの休日にこんな人気もない所にくる人物なんているはずもない。
それに、もし誰かが侵入したとしてもこの部屋に入るまでにたくさんの護衛をつけてあります。
彼らは優秀な魔法士達ですので、そこらの一般人には歯が立たないと思いますよ。即刻追い返されます」
『そう…』
何とか脱出する方法を考えたいけど、なんだか頭がぽやぽやして働いてくれない。
こんな何も出来ないで死ぬのかな、私。
せめて1発拳をお見舞してやりたい所だけど、ロープがきつくて全然解けないし。
「…もう諦めなさい。貴方と僕は結ばれる運命なのです」
ロゼオンは微笑んで、私の頬を優しくなぞった。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
＿Riddle side＿
「…ここ？」
「ああ、Aの居場所はここを指しているようだね」
GPSを辿ってAの居場所を特定することが出来たけど…。
古い民家のような、ボロボロの薄汚れた空き家のようだった。
Aの位置はそこから全く動いていないから、ここで監 禁されてると考えて間違いないだろう。
…今すぐに、助けに行くから。こんな薄汚れた汚い場所から、助け出してあげるからね。
「おい！お前たち、何をしている！？」
侵入してすぐ番をしているらしき者に見つかったが、別に滞りはない。
「うわあ、早速見つかっちゃったよ！」と焦るケイトを退けて、ボクは男の目の前に立つ。
「Aを返していただけないかな？Aはボクのモノ…こほん、大切な人なんだ」
「ああ？何だこのクソガキ……もしかしてお前、ハイスの奴が言っていた…？
…侵入者だ！皆、捕らえて追い出せ！」
男は驚いたようにボクの顔を凝視した後、仲間を呼んだ。
ハイス…か、そいつがAを攫った人物だね。
一刻も早くこんなゴミの掃き溜めのような所から救け出してあげなくては。
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グミ(プロフ) - レイラさん» いえいえ大丈夫ですよ！テスト中なのにわざわざご丁寧にありがとうございます…(´；ω；｀) (2020年6月3日 20時) (
レス) id: 763fbac217 (このIDを非表示/違反報告)
レイラ - グミさん» どうぞお幸せに……！うちの子あげるよ！！(いらない)あ、テスト期間とかいう地獄のせいで返信遅れました……何度も遅れて申し訳ないです…… (2020年6月2日 20時) (レス) id: c964b0c7db (このIDを非表示/違反報告)
グミ(プロフ) - ゆゆ。さん» 怪我系ですね！了解しました！ (2020年5月30日 15時) (レス) id: 763fbac217 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ。(プロフ) - グミさん» いいんですか！？ありがとうございます！！重症は怪我系でよろしいでしょうか、、言葉足りなくてすみません！ (2020年5月30日 15時) (レス) id: 2b1854606a (このIDを非表示/違反報告)
グミ(プロフ) - ゆゆ。さん» リクエストありがとうございます！重症というのは風邪とか病系でよろしいでしょうか？良ければそれで書かせていただきます！そうですね、作者は花○さん大好き人間ですw同士がいて嬉しいです！ (2020年5月30日 15時) (レス) id: 763fbac217 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：グミ | 作成日時：2020年5月4日 20時
