三十八時限目 ページ40
まだ私達が２年の頃。
私はまだヤンキーじゃなかった。
一体どんな感じだったかと言うと。
まあ、
癖っ毛の髪も、一生懸命毎朝ストレートにしたり、髪の色も黒く染めた。
「ニュヤッ⁉Aさんのその髪色って染めてるんじゃないんですか！？」
「地毛だわ！！」
つーか驚くとこそこ!?
話進めさしてよ、全く。
んで、まあ、生活態度も良いし、勉強もできる、スポーツも出来る。こんな見た目だけど、自分の意見もちゃんと言えるしで、一目置かれてた。
でも今よりずーっと弱かったんだよ？
一応護身術なら習ってたけどね。
「ニュヤ⁉護身術⁉」
「うるさいよ！」
喧嘩なんて以ての外。
私は変に敬遠されてたから誰とも仲良くなれなかったし。
そんな私は「エンドのＥ組」について、まだよく知らなかった。
学園のおちこぼれ。
椚ヶ丘中学の恥晒し。
そんなことしか聞いてないけれど、どんな生徒がいるのか。
ちょっと珍しく好奇心が湧いたんだよね。
で、特別校舎のある山の山道をずーっとそのまんま歩いてたら、
「今、私達がここに居る場所に、たどり着いたんだ」
ここからこの街を見渡せる。
すごい、この学校にこんな場所があったんだ。
って、思ったよ。
それから、何か嫌なことがあった日とかにここに来て、気持ちを落ち着かせた。
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藤凛ゆきな(プロフ) - 面白かったです！これからもぜひ更新続けてください (2022年4月11日 0時) (
レス) @page32 id: 01a5a3bde5 (このIDを非表示/違反報告)
プルプルプリン - すごい面白いです！これからも頑張ってください！ (2018年10月6日 9時) (レス) id: 716689888d (このIDを非表示/違反報告)
S_K_R_★(プロフ) - 今あまり暗殺教室の小説がないので作っていただいて嬉しいです！お話も好きなので頑張って下さい！ (2018年9月30日 8時) (レス) id: cbb6c81e57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：グミ | 作成日時：2018年9月28日 21時
