銀世界 F#59 ページ32
(※時間軸思いっきりズレてます。)
『相変わらずなんも無いね、ここ』
「こんなとこ来て遊ぶ子供って珍しかったのかもね」
私は札幌へ出て就職。悠楓はプロ野球選手。
ゆっくり会える時なんてお正月休みくらいで。
小さい頃2人で遊んだ、遊具も何も無い、砂場とベンチだけがあるだだっ広い公園。今は雪で真っ白な世界。
兄のグローブを借りて悠楓とキャッチボールした記憶が今でも鮮明に思い出される。
「Aは最近どうなの？上手くやってる？」
『うーん、やっぱり一人暮らし大変でさ、仕事から帰ってきたらまず１、２時間寝ちゃうんだよね』
「そっかー、俺寮だからまだわかんないなあ、」
悠楓はファイターズ期待の若手として、人気急上昇中。
どうしても距離が遠くなっていく気がして。
昔の私と悠楓とは別人みたいで。
こんな私が悠楓と一緒にいていいの？と自問自答の日々。
『…ねぇ？』
「ん？」
『悠楓が日に日に遠くなってく気がする』
「え、」
『私みたいな一般人がプロ野球選手の彼女なんて、そんなの、』
「ダメ」
『え、？』
私が言葉を発する直前、悠楓の腕の中。
「それ以上俺の大好きなAのこと悪く言わないで？」
「俺の中でAがどれだけ大事か、わかってないでしょ」
頭を優しく撫でながらそう言ってくれるから、少し感情的になりかけた心が落ち着いていく。
『私、悠楓の支えになれてる？』
「なれてなかったらこんなこと言わないし笑」
もっと自信持ってよ、と笑う悠楓。
「それでも不安なら、｣
「今後の活躍を保証するので、僕のお嫁さんになりませんか？」
普段のピッチングとは裏腹に、少し緊張した様子の悠楓に思わず笑みがこぼれる。
『はい、喜んで』
良かったぁー、と安心して過去一の力で抱き締めてくる彼に、飛びっきりの愛を。
リクエストありがとうございました！
ご想像通りでは無いかもしれないですが、、
もっと精進します。。
またのリクエストお待ちしております！
ラッキー選手
阪口樂
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ゆ(プロフ) - はじめまして。リクエスト失礼いたします。加藤貴之選手との甘々系のお話をおねがいしますm(_ _)m (5月5日 16時) (
レス) id: ccf6c74bb3 (このIDを非表示/違反報告)
こじ - 山崎福也お願いします！ (12月31日 1時) (レス) id: c568b73313 (このIDを非表示/違反報告)
こじ - 加藤豪将とか矢澤とか新戦力組をお願いします🙇⤵️ (6月19日 0時) (レス) id: c568b73313 (このIDを非表示/違反報告)
mizuho - こんばんわ。毎回楽しく読ませて頂いています。伏見選手で、溺愛(甘々)をお願いします。設定は、鈴木健矢くんの姉で伏見選手と同い年設定です。よろしくお願いします。 (2023年4月30日 22時) (レス) id: 1cca69f469 (このIDを非表示/違反報告)
歌霞(プロフ) - お願い致します｡(^^) (2023年4月22日 10時) (レス) id: 95dea387ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆう | 作成日時：2022年12月3日 19時
