漫画みたいな F#21 ページ25
シーズン終わりの打ち上げにチームメイトとすすきのの街へ繰り出していた。
札幌の10月は少し肌寒く、酒の回った体をいい感じに冷やしてくれる。
2｢まだ話し足りねぇ！！もう1件行くぞ！！｣
18｢拳士さん飲み過ぎだって(笑)｣
｢まあ無事シーズン終了した事だし行きますか！！｣
二次会の居酒屋に入り、2度目の乾杯。
2｢きよは最近どうなのよ、いい感じの子とかいないの？｣
思えば恋愛なんて何年していないのだろう。プロの世界に入ってからは着いていくのに必死で、野球のことだけを考え続けていた。
｢野球しかしてないんで、マジでなんもないっすね｣
7｢確かに女の子の話とか全くしないよね｣
｢そもそも出会いがないので(笑)｣
俺自身彼女が欲しいと思うこともなく、結婚願望も強い訳では無い。
19｢まあ1人も楽しいよ、大丈夫｣
自称独身貴族の玉井さんが言うと強がりにしか聞こえないけど。
拳士さんが潰れかけ、時間も時間だったのでお開きにすることに。
皆ホテルが同じだったのでホテルに向かい歩き出す。
かなり体格のいい男たちが大人数で歩くとまあ目立つこと。
多分数人には気づかれてるんだろう。
昨シーズンのことなんかを思い出して歩いていると、一人の女性とすれ違った。
身長はそんなに高くなくて、マスクをしていてもわかる綺麗な顔立ち。女性らしい香りと抜群のスタイル。
漫画でしか見た事がなかったけど、一瞬で分かった。
これが一目惚れというやつ。
気づけば体が勝手にその女性の方へ向かっていた。
｢あの！！｣
彼女は驚いた顔をして立ち止まる。
｢一目惚れしちゃいました、連絡先交換しませんか、？｣
なんて声をかけるのが正解？分からないけど思った通りのことを伝えた。
『そんな、突然でびっくりしちゃった。でもなんか、貴方からは素敵な雰囲気感じる気がする、』
『よし。じゃあまたいつか。』
連絡先を交換し、にこりと微笑んで夜のすすきのに消えていった彼女。
俺はスマホの画面を見つめて立ち竦んでいた。
｢俺…我ながらよくやった｣
5｢ちょっときよさん大胆っすね｣
｢大胆すぎたかな、、でも声掛けないともう二度と会えない気がして｣
5｢連絡先貰ったならすぐ連絡しないとですね｣
ホテルに戻ったらなんて連絡しよう。
考えただけで緊張してしまう。
俺の事知らないのかな？
もっと野球も恋も頑張ろう、そう思えた夜の街。
ラッキー選手
阪口樂
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ゆ(プロフ) - はじめまして。リクエスト失礼いたします。加藤貴之選手との甘々系のお話をおねがいしますm(_ _)m (5月5日 16時) (
レス) id: ccf6c74bb3 (このIDを非表示/違反報告)
こじ - 山崎福也お願いします！ (12月31日 1時) (レス) id: c568b73313 (このIDを非表示/違反報告)
こじ - 加藤豪将とか矢澤とか新戦力組をお願いします🙇⤵️ (6月19日 0時) (レス) id: c568b73313 (このIDを非表示/違反報告)
mizuho - こんばんわ。毎回楽しく読ませて頂いています。伏見選手で、溺愛(甘々)をお願いします。設定は、鈴木健矢くんの姉で伏見選手と同い年設定です。よろしくお願いします。 (2023年4月30日 22時) (レス) id: 1cca69f469 (このIDを非表示/違反報告)
歌霞(プロフ) - お願い致します｡(^^) (2023年4月22日 10時) (レス) id: 95dea387ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆう | 作成日時：2022年12月3日 19時
