🍶 ページ8
「だから、お前のこと嫌いだってずっと言って…………ああもう、寄るな！全く……………は？何お前、今なんて言ったクソ蛇。もう一回言ってみろ輪切りにしてや＿＿＿…………わかった、やめておくよ。…………ﾁヂッ…」
「ああ、あの蛇、お前だったのか……ふうん、随分と貧相になって……嘆かわしいのはお前じゃあないか？」
「んっとにお前の余裕と言わんばかりの表情が気に食わないんだよなクソ狐！なんで蛇と話してたのにこっちくるんだよ！目聡く見つけやがって！似た者同士あっちで仲良くしてろよ！俺今関係ないだろ！？！？」
「あ〜〜〜今日はきつねうどんにするかな！！きつねの捌き方知らないんだちょっとお前で実践させろ。習うより慣れろって言うだろ。」
「こんの愉快犯どもめ、蛇と狐で似た者同士で仲良しこよししとけばいいものを………！！」
「…心配しなくても、お前のことを好きになることなんて一生無い。永遠に嫌いでいてやる。…だから必要以上に距離を詰めるのやめろ、離れろお前………離れ…………」
「……ああ、本当に……お前は俺の事を何でも知ってるな。……俺はお前の事何も知らないけど………でも、そうだな。教えてくれ、俺の何がお前をそこまでさせるんだ。」
「昔殺しにかかった挙句目の前で倒れこんだんだっけ？その後手当てしてもらって＿うん、そうだった。思い出してきたよ、今思えば御前には本当に迷惑をかけたなあ。」
「この国が花が散り朽つ様に風情を感じてきたのは次の満開を心持ちにしているからだ。終わりがなく繰り返される絢爛たる様に魅入られてるからなんだよ。………ねえ御前…桜、今年も綺麗に咲くといいね。」
「＿そうだなあ。次会うときはもっと強くなってろよ、烏天狗。いつか対等に盃を交わせる日を心待ちにしておく。」
「酔いすぎだよも〜〜〜はは、まだいけるだろ？なんだよ、俺まだ酔ってないんだけど？まあじょうだ………バカお前無茶しやがって！！死ぬぞ？！死因酒はシャレにならない落ち着け！！あとそれなんだ？！ゴキブリ？？駄目だ離せ食べ物じゃない！！」
「…図体だけ無駄に大きくして楽しいか？契約者が怖がっているんだが。自重しろ、スレンダーマン」
「ごほっ………？！？！おま゛ッ……自分の体格考えろ馬鹿野郎………！！！普通に死ぬところだったぞ？！っていうか俺じゃなかったら死んでた！！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
