132, 寝顔��-1 ページ32
Aside
『ーんっ』
朝の日の光が眩しくてそっと目を開ける。
半ば閉じた目を瞬きさせて、ここはどこだと、寝起きで働かない頭で考える。
体に伝わる柔らかなベットの感触と、スースーと聞こえる寝息。
目の前には静かに眠る快斗。
なんだ、快斗のベットの上ね。
んじゃもう一眠り……とまぶたを閉じかけて
ん？…………え？あれ？
カイトノ、ベットノウエ…………？
これでもかと目を見開く。
いつもの二度寝が全く出来ない。
そして寝転んだまま衝撃で動けない。
目の前の快斗の寝顔激カワじゃんという感情と、何故私は今ここに？？？という疑問が邪魔をして全く頭が回らない。
にしても寝顔可愛いな。
想い人相手に可愛いはどうかと思うが、実際可愛いんだもん。しょうがない。
落ち着いてきた頭で、昨夜のことを思い出してみる。
快斗がお風呂に行ったあと、すぐに寝ようと思ったのだが、それが出来なかったのだ。
いつも快斗の家に泊まる時は、客間のベットを使わせてもらっているが、家主がいないなか勝手に動き回るのは憚られる。
ってことで快斗の風呂を待っているうちに入眠。
そんなとこだろう。
起こしてくれても良かったのに。……まぁ絶対に起きないだろうけど。
寝てる人間を動かすのは一苦労だし、快斗も運ぶのは面倒だったのだろう。
ジーッと寝転んだまま快斗を見つめる。
そしてほぼ無意識に、快斗の髪まで手を伸ばしていた。
『ふふっ』
つい笑みが漏れる。
ふわふわだ。このくせっ毛が私は好きだ。
一通り満足するまで快斗の髪を撫でたあと、さて今日は蘭達とランチだ♡と、ベットから起き上がる。
掛け布団とは別のものが、肩からズルっ落ちる。
なんだ？と疑問に思い見下げてみれば、
『…………わぁ』
鎖骨から右肩にかけて服がずり落ちてきて、服が脱げかけている。胸とか割と際どいとこまで見えてるし。
なんて格好で寝てたんだ私。快斗起きてないよね？
急いでずり落ちた服を戻し、快斗に向き直る。
スースーと寝息が聞こえる。
良かった良かった。起きてない。熟睡だって、あれ……？
『………………いびき…かいてない』
「…………………」
ジーーーーーッと見つめるが反応はない。
怪盗の仕事をした次の日などは、疲れたからか快斗はイビキをかく、はず……。
『まぁ例外もある？か…………』
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麦々茶(プロフ) - 鶯 御飴さん» ありがとうございます😭毎度のコメントめっちゃ励みですっもうほんっとにマジでお待たせしました🙇♀️ (5月10日 21時) (
レス) id: 3bdc5c804c (このIDを非表示/違反報告)
鶯 御飴 - 麦々茶さん» 読みました！完結まで頑張って下さい！ (5月10日 16時) (レス) @page42 id: 8b7eb4bb5c (このIDを非表示/違反報告)
麦々茶(プロフ) - 鶯 御飴さん» わぁぁすみません、通知切ってて気づかなかった（т-т）快斗sideがっ！！！追いつかない😭 (4月24日 0時) (レス) id: 3bdc5c804c (このIDを非表示/違反報告)
鶯 御飴 - 麦々茶さん» 待ってますね。 (4月1日 16時) (レス) id: 8b7eb4bb5c (このIDを非表示/違反報告)
麦々茶(プロフ) - 鶯 御飴さん» わわ〜💦すみません更新遅すぎますよね。私まとめて話作らないと、いらん話ぶち込んで、ぜんっぜん物語進んでないことに今頃気づきまして💦 今まとめて作ってる感じです💦💦💦 (3月14日 0時) (レス) id: 3bdc5c804c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：麦々茶 | 作成日時：2024年1月10日 23時
