104, バイk��-1 ページ4
Aside
『……………お邪魔する気はないけどお邪魔せざるを得ないのでお邪魔します』
「おー」
快斗の家の玄関で、ムッとした顔のまま渋々訪問の挨拶。
自分の家に帰る気満々だった私が、何故また快斗の家にいるのかというと、事は数分前に遡る。
快斗の家に着き、快斗がバイクから降りるのを待つ。
時刻は1時ちょっと過ぎ。
私は一刻も早くお風呂にダイブしたかったので、“んじゃまた！”と手を挙げて立ち去ろうとすれば、その手をガシッと掴まれる。
『え』
「え」
「『え？………………………』」
『か、えるよ？』
と、掴まれた手を離してもらおうと試みるが、がっちりと握られていて全然帰れない。
「今日泊まってくだろ？」
と笑顔で聞いてくる快斗。
『えっ？いや帰るよ』
という私の答えに、嘘だろ信じらんない正気か？…という顔に変わる快斗。
「こんな夜中にひとりじゃ危ねェよ。明日休みなんだから泊まってけよ」
『いや、バイクあるもん』
「オメーが夜1人で出歩いて、変質者に出くわす可能性3日に１回だぞ」
『だからバイクで帰るから大丈夫だって』
「ガチ恋勢なら、バイクでも戦闘機でも追いかけて来るんだよ」
『バイクは変質者より強いよ』
「強いかもしれないけど、話をそらすんじゃない」
『だってバイクなr「泊まってくだろ？」
にっこりと笑う快斗。
『でもバイクなr「泊まってくだろ？」
「『…………………………』」
全然喋らせてくれない。2人でジッと見つめ合う。
『バイk「泊まってく、だろ？」
『………………………………………………………』
ってことで、今に至る。
笑顔の圧に逆らえなかった。でも目が笑ってないから普通に逆らえなかった。
よしっ！と私は開き直る。好きな人の家にお泊まり決定。
少女漫画ならば、えっ、うそっ♡今日の下着何色だっけ…///みたいな展開になるのだろうが、実際そんな展開になるとは限らない。ちなみに下着の色もバレている。
なんならお泊まりはこれが初めてって訳じゃないし。
最後に泊まったのはいつだっけ。
……？？…………あれ？おかしいな、1週間前だ。
“桃○100年やろうぜ！おうよ！”みたいな感じで入り浸ったな。
待ってこれって異性として見られてないんじゃない？
あらら？片思いとしてはまずいんじゃない？
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麦々茶(プロフ) - 鶯 御飴さん» ありがとうございます😭毎度のコメントめっちゃ励みですっもうほんっとにマジでお待たせしました🙇♀️ (5月10日 21時) (
レス) id: 3bdc5c804c (このIDを非表示/違反報告)
鶯 御飴 - 麦々茶さん» 読みました！完結まで頑張って下さい！ (5月10日 16時) (レス) @page42 id: 8b7eb4bb5c (このIDを非表示/違反報告)
麦々茶(プロフ) - 鶯 御飴さん» わぁぁすみません、通知切ってて気づかなかった（т-т）快斗sideがっ！！！追いつかない😭 (4月24日 0時) (レス) id: 3bdc5c804c (このIDを非表示/違反報告)
鶯 御飴 - 麦々茶さん» 待ってますね。 (4月1日 16時) (レス) id: 8b7eb4bb5c (このIDを非表示/違反報告)
麦々茶(プロフ) - 鶯 御飴さん» わわ〜💦すみません更新遅すぎますよね。私まとめて話作らないと、いらん話ぶち込んで、ぜんっぜん物語進んでないことに今頃気づきまして💦 今まとめて作ってる感じです💦💦💦 (3月14日 0時) (レス) id: 3bdc5c804c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：麦々茶 | 作成日時：2024年1月10日 23時
