117, こんな時に誰よ��-1 ページ17
Aside
“オメー風呂好きだから”と、先を譲ってくれた快斗にお礼を言い、お風呂ーーーっ！！！！と、部屋を飛び出して階段を駆け下りる。
あぁ♡お風呂！待っててお風呂！
黒羽家の構造は熟知しているので、なんの迷いもなく風呂場にたどり着く。
脱衣所の扉を閉め、念の為に鍵もかける。
何故なら私は、快斗に下着を見られた件を、まだ許していないのだ。多分一生許さないと思う。
まぁ快斗なら難なく開けられると思うが、鍵がしっかりかかっているか確認する。
そして3つある戸棚の内のひとつを開けて中を漁る。
人様の家の棚を、勝手に開けるのはマナー違反だが、この棚には着替えも含め、私のお泊まり道具が全て揃っている。
今日のように急遽泊まる日もあるので、化粧水やらヘアオイルやらを置かせてもらっている。
棚から、快斗のおさがりのスウェットと、自分の家から持ってきた部屋着の短パンを取り出す。
スウェットを見てふふっと頬笑む。
先週雨にふられて避難した時に、私の服のストックがなかったので、快斗が貸してくれたのだ。
中のブラまでびしょ濡れだったので、本当に助かった。
そして、
“『ハッ！快斗の匂いがするっっ！』”
と言えば、何故か照れて、
“「それオメーにやるよ」”
と、何故かくれた。
私にはかなり大きいが、普通に好きな人の服は嬉しいので、お泊まり用にまわすことにした。
だって家で着るのはちょっと恥ずかしいじゃん？
それに家で着てるなんてバレたら、めちゃくちゃからかってきそうだし。
あとは着替え用の下着………なんだけど……あれ？おかしいな。
パンツはあるのにブラがない。
どんなに探してもブラがない。下着は上下セットで置いてるはずなのに。
え？快斗盗った？と疑い始めて、
『あっ……』
と気づく。
このスウェット貰った時、ブラまでびしょ濡れだったから着替えたんだ。
そしてそのまま、傘借りて帰ったわ
………つまり私の補充のし忘れ。
ごめん、快斗…疑って。
…………………どうしよう。
今日の体育で汗をかいたブラを、もう一度つけるのはちょっと嫌だ。
それに快斗の変装用のブラは、多分もうサイズが合わないし。
だからといってノーブラで過ごすのは……。
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麦々茶(プロフ) - 鶯 御飴さん» ありがとうございます😭毎度のコメントめっちゃ励みですっもうほんっとにマジでお待たせしました🙇♀️ (5月10日 21時) (
レス) id: 3bdc5c804c (このIDを非表示/違反報告)
鶯 御飴 - 麦々茶さん» 読みました！完結まで頑張って下さい！ (5月10日 16時) (レス) @page42 id: 8b7eb4bb5c (このIDを非表示/違反報告)
麦々茶(プロフ) - 鶯 御飴さん» わぁぁすみません、通知切ってて気づかなかった（т-т）快斗sideがっ！！！追いつかない😭 (4月24日 0時) (レス) id: 3bdc5c804c (このIDを非表示/違反報告)
鶯 御飴 - 麦々茶さん» 待ってますね。 (4月1日 16時) (レス) id: 8b7eb4bb5c (このIDを非表示/違反報告)
麦々茶(プロフ) - 鶯 御飴さん» わわ〜💦すみません更新遅すぎますよね。私まとめて話作らないと、いらん話ぶち込んで、ぜんっぜん物語進んでないことに今頃気づきまして💦 今まとめて作ってる感じです💦💦💦 (3月14日 0時) (レス) id: 3bdc5c804c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：麦々茶 | 作成日時：2024年1月10日 23時
