検索窓
今日:13 hit、昨日:4 hit、合計:17,656 hit

第2話 ページ3

〜12月頃〜

『ねぇねぇ黒霧』
黒「どうしましたか八城幸?」
『ココ僕じゃ名前書けないんだけどさ...』
黒「入学手続きの書類...ですか?」

YES!
これは雄英への入学手続き書類である

黒「そうでしたか…遂に貴方も高校生ですか」

今僕の前でジーンと来ているっぽいこの黒霧という人物...言わずもがなママンである( ˙꒳˙)

今だってこうして僕の大好物である“黒霧ママン特製手作りハンバーグ”を作って貰っている真っ最中である!

美味しいんだぁ〜黒霧の手料理!

おっと、話がそれた

『中学校には親戚の家にいる設定になってるからな...』
黒「では、その方の名前を書けば宜しいのでは?」
『黒霧書いて...』
黒「何故です?」
『流石に僕の字じゃバレるでしょ...と思って』
黒「なるほど...どこに書けばいいのですか?」

流石ママ!!わかってくれるぅ〜(棒)

『ここと...ここと...あとここも...』

ガチャ

弔「何やってんだお前ら」
『弔!おかえりなさい!』
黒「おかえりなさい死柄木弔」
弔「あぁ......で、何してんだよ」
黒「八城幸を願書を親の代わりに私が書いています」

まずいな...しくったわコレ...
弔が帰ってくるまでに終わらせておきたかったんだけどな...

弔「へぇ...お前高校行くのな」
『...うん』
弔「敵なんだから高校なんてどうでもいいだろ」


あぁぁぁぁぁれぇぇぇぇぇぇ〜
定位置に座った弔にいつもの様に持ち上げられた僕はいつもの様にこやつ(弔)の膝の上に強制移動
“僕はテディベアか!”と、毎度心の中でツッコミを入れます(飽きない)

弔「どこ行くんだよ」

ピシッ!!

僕のこの状態を表すのにこれ程適切な効果音を未だかつて見つけたことは無い
それぐらいぴったりな効果音でしたとさ!←

『..................ゅ...................ゅ-ぇ-........』

弔・黒「「...」」

このBARは人も少ないし基本的に静かである
(僕と弔が一緒にいる時は少し例外...いつもか...)
しかし、ここまで静寂に包まれたのは多分、きっと、恐らく...初めての事だ

それからは言うまでもなくボロクソに怒られましたとさ★

第3話→←第1話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (9 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
15人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:月兎 | 作成日時:2020年2月16日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。