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第83話 ページ40

inBAR

黒(はぁ...またこの人は...素直になればいいものを...)

弔『なんなんだよこいつ!』

黒(素直に会いたいと言ったらいいものを...)

弔「おい黒霧!」
黒「なんでしょうか死柄木弔」
弔「迎えに行ってこい」
黒「ですがどこにいるかは分からないのでは?」
弔「...」
黒「家、見に行ってきます」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
in幸’s house

有り得ん!
駒か!?弔にとって僕は駒なのか!?
もういい!受験終わるまで帰ってやるかあんなところ!

『でも黒霧のご飯...食べたいな...』




?「何か食べたいものはありますか?」




『く...黒霧〜!!!!』(泣)

シャッター閉まってるし外から確認されることはないから大丈夫...かな( ˙꒳˙)

『ハンバーグ!黒霧の作ったハンバーグ食べたい!!!!』
黒「はいはい、分かりましたからテレビでも見ていてくださいね?」
『はーい!!』


〜〜〜〜〜


『いっただっきまーす!!!』

パクッ

『おいひ〜//////』

トロッとふわっとした卵に濃すぎず薄すぎないちょうど僕好みの味付けがされたケチャップライス...

『さいこー!』

やっぱり黒霧ママのご飯が一番かな〜
針のお粥も美味しかったけど...
どちらも甲乙つけがたし!

黒「喜んで頂けましたか?」
『大変喜んでおります次第です』
黒「それは良かった、食べ終わったら帰りましょうね」
『...』

やはりそのために派遣されたか黒霧よ( ˙-˙ )

黒「死柄木弔も心にも無い事を言ってしまったと反省してますよ...キット」
『聞こえてるよ?キットの部分』
黒「機嫌直してください八城幸」
『別に...ぶっちゃけどうでもいいよ...駒でも大事にしてくれるなら』パクッ

黒)小さい頃の傷がまだこんなに深いとは...

『それにどの道あそこじゃまともに勉強出来ないし!一応ちゃんとやっとかなきゃだしね〜受験勉強!』
黒「...」
『連絡も暫くは控えるよ。ちょっと遅めだけどスイッチ入りましたー!』パクッ
黒「スイッチ?」
『受験モードスイッチ』
黒「あぁなるほど」
『集中力切れたら帰るからさ!ね?お願い黒霧...弔になんとか言っといて!』
黒「...」
『頼むぅぅぅぅぅ』
黒「はぁ...ちゃんとお勉強の方頑張るんですよ?」
『うん!頑張る!』



やっぱり持つべきものは黒霧ママンだね!

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作者名:月兎 | 作成日時:2017年2月26日 19時

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