なまか発見伝2 (ページ33)

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第76話ページ33

この後はノープラン
取り敢えずかっちゃんが息ができるようにしなきゃと思ってただけ
その目標が達成された今この後どう動くかなんてなんもわかんない

僕はそのまま一緒に呑まれた

敵｢良い“個性”の子がもう1人！｣

ヒ3｢しまった！｣
ヒ2｢おいおい！これどうすんだよ！｣

爆｢ばか！なに...来てんだよ...！｣
『かっちゃんが苦しそうだったから』
爆｢ふざ...けんな！！｣
『息出来ないんでしょ？』

どうしよう...
取り敢えずかっちゃんの呼吸を助けなきゃ...

そう思ってかっちゃんの肺を強化するけど息が吸えない時点でそれも無意味だった
さっきの風圧の時にかろうじて吸えた息ももう限界に達していた

息が吸えるスペースを確保しなくちゃ...

『かっちゃん...ごめん』

ﾁｭ

爆｢...！？｣

これで僕の肺から空気を送れれば...
生きて...かっちゃん...

僕は自分の肺を強化して取り込んだ多量の空気をかっちゃんにありったけ移した
けれどそれにも限界ってもんがあった