この愛を終わらせないで【M.J】 (ページ7)

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期待と胸ページ7

「何であんなこと言ったんですか？」

「言ってないんですよ！潤先輩と付き合ってること！」

潤先輩とお付き合いしてから2年経つけど、

親にはこの事は言ってない。

理由は私のお父さん

お父さんは私にとっても甘い

だけど、1人暮らしをするとか男性付き合いに関してはとっても厳しい

バイトする時だってかなり渋られたし、

雅紀と遊びに行く時だって、友達だから！って言ってるのに

『俺のAが～！！』ってわなわなしていた。

お母さんに言えば絶対お父さんに話してしまう

だから未だに言えてないのである。

「じゃあ、私お母さんたちの所行ってくるんで。

今度！料理サークル紹介してくださいね！」

「分かりましたよ～」

料理サークルの謎は解けないまま、ニノ先輩とは別れた。

「じゃ、また連絡するね～」

『A、やっぱり家から通わないか？お父さんお金全部出すから』

「嫌だよー、県外なんだから1限ある時超早起きになっちゃうじゃん！

　私は大丈夫だから！」

2人(主に父)を不安にさせないように笑顔で見送る

2人(主に父)の心配とは裏腹

新たな出会いに期待と胸を膨らませて寮へと戻った。