この愛を終わらせないで【M.J】 (ページ6)

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潤くんのお友達ページ6

「ワタシも3年生だから毎日学校いるわけじゃないし・・・」

「はぁ、潤先輩好き・・・・」

「おい、お惚気るな」

「あ、そうだ！

　私料理サークル入りたいんですけど、この大学にもありますか？

　さっきの人波の中から見つけられなくて」

「あー、料理サークルねぇ・・・。

　たぶんあそこ大々的に募集してないと思うんですけどね。

　個人的にはあまりオススメしたくないんですけど・・・」

ニノ先輩は遠くを見ながら頬っぺたをポリポリと掻いた

「それは何で・・・・」

『Aー！』

理由を聞こうとした時、ちょうどお母さんとお父さんが向こうからやってきた

『ごめんねー、お父さんが寝坊しちゃったから

　ってA、その隣の人は誰・・・？』

ほわほわしてたお父さんがニノ先輩を見た途端、厳しい顔に変わる

「あぁ、安心してください。ワタシは彼氏なんかじゃありませんよ。

　ワタクシ、潤くんのお友達でございます」

『潤くん？』

「あー！あれ？お母さんたち覚えてない！？

　私と同じクラスだった潤くん！

　その潤くんのお友達で、この大学の先輩の二宮さん！」

『そんな子Aのクラスにいたっけ・・・？』

「いたよー。私、二宮さんと少しお喋りするから先行ってて！」

半ば無理矢理お母さんたちを追い払った

　