この愛を終わらせないで【M.J】 (ページ45)

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我慢の限界ページ45

潤先輩がいる大学に着くと、

大野先輩は本部棟から離れた美術棟がある方へと歩いていった。

これで偶然が重ならない限り潤先輩と会うことはないだろう

ホッと胸をなでおろした

「じゃ、ワタシたちも行きますか」

「はいっ」

ニノ先輩が潤先輩と約束した待ち合わせ場所に来たんだけど・・・

「・・・・全然来ないんだけど！！！」

チラチラスマホを確認しているが潤先輩は約束の時間になってもこない

「あーもう、何してんのよ潤くんー」

ニノ先輩の貧乏ゆすりが大きくなってきている

かなりイライラしている

私から潤先輩にメッセージを送ることも出来るけど、

潤先輩は私が今日来ることは知らないし・・・

「Aちゃん！」

「はっ、はい！？」

「ちょっとトイレ行ってきていいですか？」

「へ？」

「さっき飲み物飲み過ぎた。

　漏れる」

ん・・・・・？イライラしてるように見えたのは

ただ単にトイレを我慢してただけ？