この愛を終わらせないで【M.J】 (ページ39)

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罰だページ39

『ね！一緒に行こうよ！』

「でも、私人待ってて・・・・・・」

『大丈夫！少しだけだからさ』

『そうだよそうだよ！』

「んー・・・・じゃあ・・・・」

どうせ潤先輩ゆっくり本選んでるよね

-知り合いの先輩の所行ってきます-

とメッセージを送り、

先輩たちについて行くことにした。

先輩たちと「大学どう？」なんて会話しているうちに目的地到着

だけど、そこに経済学部の知り合いはいなかった。

言ってしまえば女の子すらいなく、顔も知らない男性が数人集まってた

「あれ？いないですね・・・・？」

『・・・・・・ブッ！アハハハハハ！！信じてたの？』

『俺たち、初対面。なんなら俺ら大学生でもないし(笑)』

「！・・・・・帰ります！」

やっぱり私は馬鹿だ。また騙されるなんて

『いやいや(笑)帰すわけないじゃん』

振り返り元の道を戻ろうとした私の前に男達が立ちはだかる

ポケットに入ったスマホが震えている

もしかしたら潤先輩からかも

「いやっ！離して！」

でも両腕を掴まれているせいで何も出来ない

これは罰だ。

一時的な感情で潤先輩を置いて行ってしまった罰だ

『さ、いこいこ～』