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一転 ページ36
「へっ！？
いやっそれは・・・・・・・」
決してやましいことがあるわけではない
だけど、急に大野先輩がそのことを口に出してきたので
少し動揺してしまった
「潤先輩の前なんでやめてください............」
「そっか〜。じゃあ、
学校では呼んでね。じゃ」
楽しい空気から一転
気まずい空気が広がっていく
「潤先輩違うの。さっきのは・・・・・・」
「また先輩呼びになってる」
「あ・・・・ごめんなさい・・・・・」
必死に訂正しようとしたら墓穴を掘った
「コーヒー飲んだら出るぞ」
「うん.....」
潤先輩は表情1つ変えずブラックコーヒーを飲み干した
お店を出ても気まずい距離は続いている
1歩先を歩く潤先輩を
斜め後ろからついていく
手を伸ばそうにも手を繋げる状況じゃない
「・・・・お前もっと危機感持てよ」
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作者名：ぼっちゃん | 作成日時：2021年6月9日 23時
