この愛を終わらせないで【M.J】 (ページ31)

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守ってあげるからページ31

「周りの女の子の視線とかがですね・・・・・」

察してという気持ちで歯切れ悪く返す

「大丈夫。なんかあったら俺が守ってあげるし」

そしたら頬杖をついたまま恥ずかしくなるようなセリフをサラッと言った

「さ、智くんに守られても.....」

全然分かってない。

大野先輩が原因でこんななってるんだから・・・・・！

「と、とりあえず失礼します・・・！」

やっぱり耐え切れなくて先輩のそばから逃げ出した

私には潤先輩がいるから大野先輩に目移りすることはない

でも、大野先輩が放つ色気には

ちょっとやられちゃいそう・・・

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「もしもし潤くん？」

「ニノ、どうした？」

「ほんとごめん。ワタシの観察不足なんだけどさ、

　Aちゃん、ちょっと男に目つけられてるわ」

「は？」

「本当ごめん！Aちゃんにはキツく言いましたので。

　潤くんに直接つっかかってくることもないと思うし...」

「・・・・・分かった。ありがとう、ニノ」