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究極の2択 ページ24
大学の近くで会ったから今度は偶然的な出会いだ
大野先輩はまた紙袋を抱えている
「偶然ですね。またパンですか？」
「うん。あっちにあるパン屋がちょうどセールやってたの。
食べる？カレーパンと揚げパン、どっちがいい？」
なんとも究極な2択
「じゃあカレーパンで」
ケーキ屋さんで甘い匂いを沢山嗅いだからスパイシーなカレーパンを選んだ
「ほい。家どこ？」
「寮なんです」
「送るよ」
「え！？悪いですよ！」
寮があるのは大野先輩が歩いてきた方だ
「道戻ることになっちゃいますし...」
「いいっていいって。
女の子1人で歩かせる方があぶねぇよ」
そう言う大野先輩は『大人の男』
って感じだった。
私はカレーパンを、
大野先輩は揚げパンを頬張りながら寮までの道を歩く
「(大野先輩3つも年上だもんなー・・・)」
二十歳こえてるし本当の大人
そうだ！
潤先輩のこと相談してみようかな？
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作者名：ぼっちゃん | 作成日時：2021年6月9日 23時
