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可愛くて ページ16
「その光景見てみたかったなー・・・・あ、そうだ。
聞いたよ？ニノ先輩に私のお目付け役させてるって」
「それは・・・・・・・・・仕方ないだろ。
Aが可愛くて心配なんだから...」
か、可愛いって・・・！
そんな言葉、潤先輩から聞けるなんて
出会った頃の私に言っても信じてくれないだろう。
「・・・・・・ふふっ」
「おい、笑うなよ・・・」
心の中で微笑んだつもりが声に出てしまったようだ
「ごめんなさい(笑)でも私、先輩と同じ大学じゃなくて良かったかも」
「・・・どうして？」
「だって先輩カッコいいんだもん。
先輩と同じ大学だったら先輩の周りに沢山女の子来て嫉妬しちゃう」
「・・・なぁ、A」
「？」
「お前いつまで俺のこと先輩呼びなの？」
「え・・・・・・・・・・・・・・？」
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作者名：ぼっちゃん | 作成日時：2021年6月9日 23時
