この愛を終わらせないで【M.J】 (ページ14)

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電話ページ14

『二宮先輩！？』

ニノ先輩の名前をあげたらまた周りの子たちが大きく反応した

本日3度目の驚き

『Aちゃん二宮先輩とも知り合いなの！？』

『羨ましい・・・・』

ニノ先輩もこんな人気あるんだ・・・・・・

この大学の2大巨頭・・・って感じなのかな笑

『でも、彼氏さんと大学違うのは少し残念だね』

「うん・・・・・そうだね」

潤先輩と同じ大学だったらもっと一緒にいられたんだよね・・・

夜遅くまで遊んで、

お泊り？なんてことも。

でも、同じ学校に潤先輩がいたら？

ニノ先輩と大野先輩と同じくらいモテちゃって、

私が近づく隙もないんだろうな。

潤先輩との電話の時間が近づき、

部屋に戻ってそのまま寝落ちしてもいいように準備を済ませる

ベッドに座って待っていると潤先輩からのコール

「もしもし？」

「もしもし、俺」

スマホ越しにとても優しい声が聞こえて

1人でにやける

「学校は慣れたか？」

「うん。まだ授業もガイダンスしか始まってないけど、なんとか」

敬語無しで話すことも少しずつ慣れてきていた